駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

M:i:Ⅲ

2006年08月19日 | オールドミュージック
この休みに久し振りで映画館で映画を見ましたよ。
ミションインポッシブルⅢ!
上映期間も終了間近なのか、収容員数の少ない劇場での上映だったけれど、夏休みということで観客は多くて、上映時間間近にはほぼ満席になった。
係員より「隣に空席を作らないよう席を詰めて下さい」という注意があり、遅れて入ってきた若きカップルは、並んで座ることが出来ずに離ればなれに見ることになって、上映を待つたくさんの人の同情を集めていた。
しかしまあ、並んでイチャイチャとして見たかったなら、早めに行くべきだわい、ってか。

トム・クルーズのこのシリーズは3作目でありますが、確かに面白い。
自分の印象では、1作目は「静」或いは「暗」のイメージだった。妙に静かなシーンが印象に残って、手に汗を握ることは間違いないんだけど、動きが足りない気がして欲求不満が残った覚えがある。
それに対し、2作目が「動」または「陽」のイメージ、そして今回の3作目はこれらのミックスというか「密」ってイメージだった。
2作目は、冒頭のロック・クライミングのシーンで度肝を抜かれて、それからエンディングまでのジョン・ウー監督お得意のアクションシーンが、いかにも娯楽映画っぽくて大好きだった。バイクでの追いかけっこシーンや、カンフーの決闘シーンは安っぽくB級映画っぽくてチープでよかった。
今回は、ちょっと期待しすぎだったけど、まあ結果は良かった。
期待したのはやはり冒頭のシーン。スパイ物は、007シリーズでもいつもそうだし、前作のような目も覚めるアクションシーンでも出てくるかと思ったら、イーサンと最愛の新妻の絶体絶命のシーンからで、ちょっと暗くてがっかりした。
しかし、それこそ映画の骨になる部分でもあった。
ん~、まあいいか。トータルで面白かったから。

主役のトムクルーズは「イーサン・ハント」である。
昔、オレが世話になっていた寮に井上さんという太った先輩がいた。
オレはその先輩を図々しくも「イーサン」と呼んでいた。
それで、当時同じ寮生で、今のバンド仲間でもある「ターサン」は「ターサン」と呼んでいた。
しかも、オレはオレで「ヘーサン」だった。
お呼びでない?こりゃまた失礼しました~っと。へへへ。

さて、肝心の映画音楽なんだが、あのテーマソングがフル・オーケストラの豪華版になっていて、それはそれでありなんだけど、オレの大好きなボンゴでの「コン・コン」という乾いた高音が聞けなくて残念だった。つーか、いっそのことショックだったと言ってしまえるくらいだ。
スパイ大作戦から引き継いだ、ボンゴの「コン・コン・コン・カン・カン」という5拍子のリズムは、スパイ物の代名詞でもあるのだ。
もう一度、聞いてみたいぜ、あのボンゴサウンド!
おう、そうです。
“熱帯JAZZ楽団”のライブ版で“ミッションインポッシブルのテーマ”を聞けますぜ。
モチロン、ボンゴからのイントロバージョンで。かっちょいい。
コメント
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