駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ピンチョス 石川氏ソロライブ

2006年07月31日 | ライブレポ
7月29日(土)
豊橋駅近くのバー“ピンチョス”にて、SEXY VOICEのキーボーディストである石川氏がソロライブを行った。
オレは“ピンチョス”という名前になる前、“アンクルトム”という名前でカントリー&ウェスタンのお店だった頃には何度もライブさせてもらったが、アンクルトムが移転し、経営者と名前が変わってからは行ったことがなかった。
その日ドラム教室を終えた21:00過ぎ、何年か振りに店のドアをくぐると、昔懐かしい店の作りは殆んど変わっていなかったが、何となくオシャレなバー、という感じで飲んで騒ぐ店というより、彼女としっぽり愛を語る店というほうがふさわしい印象を受けた。
ちょうど2ステージ目が始まったばかりで、店内には石川さんの奏でるキーボードの快い旋律が流れていた。
客席には、我がSEXY VOICEのリーダー春名氏、ヴォーカリスト羽衣さん、ギタリストとしちゃん氏が応援に来ており、既に何杯かのウィスキー或はソフトドリンクなどをちびちびと飲んでおられた。
石川さんは、JAZZやラテンの名曲や、ニッポンの世界に誇る名曲を自分流にアレンジして、楽しい演奏を聞かせてくれた。曲が変わるたびに、音色やリズムを変えて聞く者の耳を喜ばせてくれて、ワクワクするようなライブだった。
石川さんは暫く前は体調を崩し、音楽活動を休んでおられたが、現在は復帰してSEXY VOICEのバンド活動は勿論のこと、ソロライブもあちこちではじめられて、現在は非常にアクティブな活動状況だ。
さて、一通りの演奏が終了し「アンコール」が始まった。他の客席からは、羽衣さんの歌が聞きたいと言うおねだりが殺到し、「聞きに来ただけ」だった羽衣さんは何かしら歌うことに。そこで石川さんが弾き始めたのは、荒井由美の「卒業写真」だ。以前、お二人はこの曲を演奏したことがあり、それを聞いていたお客さんがおみえになっていて、そのアンコールに応えたということだった。
羽衣さんの天使のような澄み切った歌声のプレゼントに、オレ達も満足の時間だった。
石川さんの演奏の原点は、エレクトーンだそうだ。「ピアノはきちんと習っていないんだ」と言う石川さん。いやいや鍵盤の弾けないオレには、両手で2~3台のシンセと、左足でのフットベース、右足でのリズムマシンとコントローラの微妙な動きをする彼は天才としか思えない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする