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駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ビアガーデンを思い出した

2006年07月13日 | 駄日記
7月13日
先週、腰と右ヒザの痛みに耐えかねて病院に行き、腰に痛み止めの注射をしてもらったらアラ不思議。すっかり痛みがなくなり、通院する必要も感じなくなってしまった。健康な状態に感謝!しかしヒザの痛みは一体何だったのだろうか?
と言ったところで、今日は暑かった。
朝、出勤時に雨がぱらついたが、昼間は太陽が顔を出して暑いの何の。カンカン照りの真夏だった。そんな中、スーツを着てネクタイを締めてカバンを持って外を歩くのは、もう、自虐バカとしか言いようがなかったが、そのバカは自分である。
梅雨が明けたら上着をやめて、カッターシャツを半袖シャツに替えるつもりだったが、梅雨明け宣言を待つまでもなく、もう着替えるべきだと思うこのごろの暑さなのだ。
この暑さの中、夕方に近づくとふと思い出すのが、かつて数年間続けさせてもらったビアガーデンでのライブだ。
○2BCという名の、今はなき、浜松駅付近の老舗デパート屋上ビアガーデンで、夕方5時ぐらいにはメンバーが集いセッテイングをし、軽くリハをする。
機材はPAを含めて全部バンド持込なので、リハが終わると全員汗びっしょりで、のどもカラカラだ。そこで、そのデパートの地下食品売り場に行って弁当と缶ビールを山ほど買い込んで、腹ごしらえ&仕事前の小宴会。
ビアガーデンの開店前に、持込の缶ビールで宴会をする営業バンド。これは企業倫理から言えば“サイテイ”である。
だが、オレ達は若かった。大汗をかいた後で、水のように吸収して、酔っ払うわけでもなく、演奏開始時間にはいい感じでテンションが上がり、ノリノリでライブしていた。
毎回300~500人くらいのお客さんが入っていて、特に苦情もなかったのでウケていたのだと思う。
演奏中にはビールは飲めなくて、演奏で汗をかいたらお茶や水を飲んだ。
演奏後は飲みたければいくらでも生ビールを飲ませてくれたが、案外その頃には飲みたい気が薄れて、早く片付けを済ませて帰りたい気持ちになるから不思議だ。
そして、ビアガーデンがお開きになるころには完全に酔いも抜けて、車のメンバーも普通に運転して帰っていった。
気になるのは天気のみだ。ビル屋上なので雨天中止は言うまでもないが、どんよりした梅雨時が一番心配だった。
いつも午後3時に決定されるが、GOサインの後で突然雨が降ることもあり、そんな時は、ただ浜松まで行って帰るだけの時もあった。それでも多少のギャラは貰える契約になっていたと思うので、オレ達メンバーはかなり恵まれていた。
ビアガーデンと言う商売はとてもリスクの大きな商売だったなと思う。
いい時代だったな~。
コメント (2)
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