駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ボレロ(ラヴェル作曲)はロッキンロールである!

2006年07月24日 | ドラム&パーカッション
7月23日(日)
いや~、夕べはすっかり酔っ払っちまって、更新できずに寝ちまった。
昼間、久し振りに“SEXY VOICE”の練習に行って(遅刻したけど)メンバー勢揃いだったし、2ヶ月ぶりの練習だったし(というのもオレのせいだけど)で、気合も入っていい練習が出来た。皆さんごめんなさいでした。
ということで、今後も楽しみだな~って感じで気分良く帰ったら、丁度TVで“笑点”が始まったところだったので、早速冷蔵庫から例の物を取り出し、プシュとしてグビッとしながら日曜の夕方を楽しんだ。つまみは葉生姜に赤味噌を付けてポリっとやる。この時期はまあ、これがたまらんですな。
そんなこんなで、練習で汗をかいたこともあって、ビールがビールが進むクンだったので、あっちゅう間に缶ビール(第三の)を3本姦淫じゃなくて完飲した。
そして、家で酔っ払ってダウンしたって、安いな~オレ。

ということで、今日のテーマなんだけど、「ボレロ(ラヴェル作曲)はロッキンロールである!」などというテーマなのだが、これはTVを見て感動したのがその理由なのだ。
前々からオレはこれを言っていたし、以前このブログにも書いた。ボレロは本当に大好きな楽曲だ。これをロックと言わずに何がロックだ!ぐらいに言っている。
そして、昨日の朝、ナニゲにTVを付けたら“題名のない音楽会”をやっていて、「音楽のダ・ヴィンチコード」というテーマでボレロの謎を解き明かすという面白い内容をやっていた。
ゲストの作曲家や指揮者が、司会の羽田健太郎との軽妙なお喋りの中で、様々なボレロの曲中に隠された秘密を解き明かしていった。そして、最後にボレロの演奏を聞きながら、羽田健太郎がその秘密の箇所を解説して、ピアニッシモのスネアから始まるイントロから、最後のクライマックスまで曲を楽しむのだった。
「スゲー!」っつーことで、オレはその瞬間からTV番組が終わるまで一瞬たりとも離れられなかった。録画しとけばよかった~って、すぐに思ったが、画面に釘付けになってしまっていて、それすらできなかった。面白かったな~。
イントロのスネア打ちは、超、超、緊張感の中で、超、超ピアニッシモシモシモ~なスネアソロだ。ん~、ビビるだろうなー!!だって、そのスネアのみでテンポからダイナミクスが決まってしまうんだ。う~、ロッキンロールだ!
そして、一つ一つ管楽器、弦楽器が加わり、緊張、緩和、緊張、緩和の繰り返しだ。むむ~、ロック!
そしてそして、エンディング間近の緊張感を煽る転調、そして一気呵成にスネアが2台になっての分厚いユニゾン。お~っ、これはドゥービー・ブラザーズのツインドラムソロに匹敵する大興奮!
そして、それまで一切姿を現さなかった打楽器の超大物、シンバル、ドラ、ティンパニーの連打!一気に衝撃が聞くもの見るものを震わせる。
これはこれはジョン・ボーナム「モビー・ディック」のドラムソロを思い出さずにはいられない!最高なロッキン・ロールだ!
やがて、エンディング。フィニッシュだ。男なら放出って感じである。心地よいけだるさ。ピクピクッてなもんや三度傘。
何回聞いてもいいけど、この曲って聞くとかなり疲れるので最近はご無沙汰でしたが、このTVではまたまた感動しました。
あ~、録画しておけばよかったなー。再放送したら録画したいなあ。
コメント (7)
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