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Opened Zipper

魔女の宅急便 "KIKI'S DELIVERY SERVICE"

2006-10-22 23:39:25 | 映画
ちょっと前に3歳の息子タイトに「となりのトトロ」を観せたところ、えらいお気に入りになってしまいました。
以来「とーちゃん、サツキちゃんやって」などと配役を勝手に決めて、アニメの中のセリフを繰り返させられます。
休日に嫁さんが外出している間に、もう1ステップ先に進ませてやるかと、「魔女の宅急便」を観せてみることにしました。

個人的には宮崎アニメの最高傑作は「天空の城ラピュタ」、僅差で2位が「魔女の宅急便」です。(あくまでも個人的評価)
ラピュタの方は確かVHSで持ってたけど、どこに置いたか分からなくなってて行方不明状態。
まぁそのうちDVD買うから良いよと思って、真面目に探してないんですが。

「魔女の宅急便」はもう15年くらい前に、会社の先輩が持っていたLD(懐かしいな、そんな時代もあった)から8mmビデオにダビングして持ってました。
そのうちDVDを買うつもりなんですが、とりあえずこの8mmで観てみるかなと。
まだ我が家のAVラック内にはS-VHS+Hi-8のダブルビデオが生き残っていて、レガシーメディアを使う機会にだけ電源が入れられるのでした。

それにしても何度も繰り返し観たなぁコレ、もう何十回目か分からないけどタイトが産まれてからは全然観てなかったから久々。
っつーかよく考えたら結婚してからは観てなかったかも。
結婚前にアニメに偏見を持ってた嫁さんに観せて「大人が見るアニメなんだね」と感心させた記憶はあるんですが、それ以来観てなかったっけ?
ラピュタの方も同様な気が…タイトに観せる口実で観始めましたが、あまりにも久々で懐かしいので自分がハマって鑑賞します。


題名:魔女の宅急便 (1989年日本)
英題:KIKI'S DELIVERY SERVICE
時間:112分
監督:宮崎駿
音楽:久石譲
声演:
 高山みなみ (魔女のキキ/絵描きのウルスラ)
 佐久間レイ (黒猫のジジ)
 戸田恵子 (パン屋のおソノ)
 山寺宏一 (パン屋の主人/警官/アナウンサー)
 山口勝平 (飛行クラブの少年トンボ)

■ストーリー

13歳になった魔女のキキは、魔女のしきたりに従って家を出て1年間修行することになる。
黒猫のジジを連れて箒で飛び立ったキキは、偶然辿り着いた海辺の大きな街が気に入る。
しかし13歳の女の子独りではなかなか泊まるところも見つけられない。
たまたま通りがかったパン屋の前で、おしゃぶりの忘れ物をしたまま母子が帰っていった。
お腹が大きくなっている妊婦のおソノが忘れ物を届けようとするのを見かけたキキは、自分が代わりに届けると申し出る。
箒で空を飛んでおしゃぶりを届け、受け取りのメモをもらってパン屋に戻ると、おソノがお茶をご馳走してくれる。
事情を話したところ、おソノはパン屋の裏の空き部屋に住んで良いと言ってくれる。
落ち着く場所が見つかったキキは、空を飛ぶ能力を活かしてお届けものの仕事を始めることにする。
おソノの好意で、パン屋の店番をする代わりに、朝御飯+お届けものの仕事にパン屋の電話を使わせてもらうことに。
最初の仕事は、中に黒猫の人形が入った鳥籠のプレゼントを届けることだった。
少し遠いがまっすぐ飛べばすぐに行けるはずの簡単な仕事だったが、途中で突風にあおられて大事な荷物を森に落としてしまう。

■感想

良いねえ。
何度観ても良い。
何十回目かもう分からないけど、やっぱり良い。
スポンサーのヤマト運輸の意向があろうがなかろうが関係ないね。

タイトには流石にまだ難しかったようで、途中ちょっと退屈しちゃってました。
キキを見て「この子、サツキちゃんみたい」などと最初は言ってたんですが、2時間弱だからなー。
途中で休憩をちゃんと入れたんだけど、長かったかな。

なのでやはり結果的には自分が一番楽しんで観ていた状態。
懐かしいなぁと思いながら、ほぼ全てのシーンもセリフも記憶しているにも関わらず、楽しく観ました。

大きな街に行っても、箒で空を飛ぶ魔女の存在を皆がそれほど違和感なく、珍しいのは珍しいけどなんとなく納得して受け入れてる感じが不思議なファンタジーで良いです。
どのエピソードも大好きですが、やっぱりクライマックスのところが最高。
キキが掃除夫のオジさんから借りたデッキブラシにまたがってからの、静かな十数秒のシーンには、いつも鳥肌が立ちます。
なぜかいつも鳥肌が立ちつつ涙ぐんでしまうんですが、何年ぶりかに観てもやっぱり同じでした。
うーん、最高だな、あのシーンは。

何て感じで、超久々に観た「魔女の宅急便」の良さを改めて実感してしまったのでした。
やっぱDVD買わなきゃだな。
それともBDを待つってか?


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