OZ.

Opened Zipper

逆エッジでぶっ飛ぶ

1998-02-04 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
先日、大佐スキー場では1日中思う存分滑りましたが、相変わらず転んでます。
でもジャンプなんてやってないです、単に急斜面を滑るのとカービングターンの練習をしていただけで。

転ばないように滑る(というかズレる)こともできますが、そうすると全然面白くないんですよね。
それでチャレンジしつづける訳ですが、この日は2回ほど激しい転倒がありました。
頭は打っていないんですが、首にくる転倒が。

最初は午前中に緩斜面、というかほぼ平らな場所を滑っていたときでした。
大佐スキー場のチャンピオンコースを下ると、リフト乗り場までの最後の50mくらいが平らになっています。
そこまでにスピードを上げておけばリフトまで行けるのですが、それが私にはなかなかできない。
直滑降が苦手なのです。
逆エッジが怖いので、平らな場所でも常にどちらかのエッジを使ってないと滑れない。
で、惰性でリフト乗り場まで行こうとしても、スライドさせている内に減速してしまって停まってしまう。
スキーヤーならその状態からでもストックを使って漕いでいけるんでしょうが、悲しいことに推進力のないボーダーです。
残り15mくらいの道のりを雪面を蹴って蹴ってスケーティングし、息を切らせながらリフトに乗るのでした。

これじゃイカン。
という訳で、エッジを使わずに真っ直ぐ滑る練習をしておこうと思ってやってみたのですが・・・
ゆっくり滑っていたのですが、案の定逆エッジになって背中から転倒。
転倒の経験は豊富なため受け身は慣れたものですが、このときは顎を引くことができず、頭を打たないように首の筋肉で頭部を支えてしまいました。
お陰で、首が軽いムチウチ状態。
まあ筋肉痛程度のものなので、平気でしたけど。
(などと書いていたら数日後にポックリ逝ってしまったりして)
ますますビビってしまったので『私には直滑降は無理だな』と、この日は諦めてしまいました。

その後、午後になって『なら小径』という面白いコースを見つけて滑っていたときのこと。
『なら小径』は最後にチャンピオンコースの裏手に合流します。
リフトに乗っているときに見ていたら、なら小径から来たボーダがジャンプして飛び込んだりしていました。
タイミングが悪かったら、他のスキーヤやボーダと激突しそうです。
現に、慌てて避けて逃げたスキーヤが転倒する様も目撃。

『無茶するなあ』
こうしてスキーヤに嫌われて、スキー場にも嫌われて、瑞穂のようにスノボ禁止になってしまったらどうするんだろ。
自分で自分の首を絞めてるよなあ。

などとあきれていたので、自分はよく確認してから合流しようと心がけることにしました。
それでフロントサイドでターンしながら合流地点に来たのですが、ここからバックサイドに切り替えてターンして合流しようという状態。
チャンピオンコースの裏手の方から来る人はいないか確認しました。
このとき山側のエッジが離れ始めて、どちらのエッジも効いていない状態だったとはず。
そこに谷側に小さなコブでもあったのでしょう、いきなり逆エッジが立ってぶっ飛びました。

回りながら吹っ飛んで、多分背中から落ちて転がったようです。
幸い頭は打たなかったんですが、『ぼきぼきぼきっ』という気持ちの良い音が首から聞こえました。
『やっちまったか?』
と思ったんですが、起き上がってみると首は特に異常なし。
何だかスッキリして、肩凝りが取れたような感じです。
最初に転んだときの軽いムチウチのような感じも消えていました。

どうやら整体でもやってもらったかのように、うまい具合に首が動いたようです。
転び方によっては、身体に良いかも知れないなあ。
(本当か?)

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