OZ.

Opened Zipper

激走!2000km(嘘)

2006-07-27 23:59:59 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
輪行を断念し、その代替案として電車でなく全行程40kmを自転車で走るという無謀な計画を立てて3時過ぎに寝ましたが、目が覚めたら7時半過ぎでした。
予定では6時に起きてソッコーで出発して9時到着だぜ、としていたんですが、初っ端から計画が狂っています。
が、睡眠時間3時間は元々無謀だと思ってたんで、想定内の誤差ってことで。
3時間のところを4時間半、当社比1.5倍も眠れたんだから文句はありません。
これから40kmを自転車で走るので、とにかく朝食はガッツリ食べる必要があります。
息子タイトと犬のユニを連れて先行して実家へ帰っている嫁さんが、自分のために作り置きしといてくれた朝食を冷蔵庫から取り出し、その他野菜なども漁りまくって食いまくります。
自転車の方も昨夜分解したりしたので、あらためて出発前点検して整備しときます。
準備万端整った時点でもう9時前、予定なら着いてた時間だ。

一応出発前に嫁さんへ電話し、「馬鹿なことを言うと思うだろうが…」と無謀な計画を切り出します。
嫁さんから散々やめとけと言われながらも「3時間あれば着くから、今から出れば昼には着くよ」と、なんとか説得。
9時ジャストにスタートします。

旧道を抜けながら国道10号線に出て、別大国道に入ります。
この道が整備されてから、いつかは自転車で海沿いの道を走ってみたかったんですが、ついに夢が叶いました。
しかしこの日は向かい風がそこそこ強く、やや曇り気味で景色もイマイチな感じ。
ちょっとツラい感じでしたが、向かい風に耐えながら20km/hペースで走り続けます。

キビしかったのはうみたまごを越えてからの別大国道の別府寄りの部分でした。
ここからまだ拡幅工事が終わってないせいで、歩行者・自転車道が極端に狭くなります。
1mくらいになったよーと思いながら走っていると、最終的に50cm程度、一部はもっと狭まったりしてヒヤヒヤ。
すぐ真横を車が走り抜けるし、逆側は高さ50cm程度の壁があるものの、すぐ海の岸壁。

最後は東別府側の拡幅工事が始まっていたので、逆側の歩行者・自転車道へ迂回させられます。
こうしてようやく別府に到着。
しかし走行距離はまだ16km、全行程40kmのうちの4割しか来ていません。

この後は別府の海沿いに淡々と走り続けます。
別府は3年前まで住んでいた町なので、懐かしく思いつつ(でもまぁちょくちょく来てるんだが)走り抜けます。
かなり体力的にキツくなってきたので、あまり寄り道をする余裕はありません。

別府の市街地を抜け、亀川の海沿いを走ります。
ここで亀川の旧道を走る手もあったんですが、せっかくなので海沿いを走ります。
気がつけば日差しが強くなってきて、かなり気温も高くなってきてます。

亀川を抜け、関の江を過ぎ、別府湾ロイヤルホテルへ続く坂道の登りますが、コレがかなりキツかったかな。
登るのは地獄、下りの爽快感はサイコーってのを繰り返しつつ進んで行きます。

豊岡を過ぎ、日出の市街地へ。
ここで本格派っぽい西洋人MTBライダーにあっさりぶち抜かれます。
まぁこちらは20km/hも出せずにヘロヘロになりながら進んでいるので、当然でしたが。
感心したのは、彼のディバッグから突き出されたポンプ。
携帯ポンプではなく、たぶんプラスチック製だけど普通サイズのフロアポンプ。
うーん、カッコイイぞ。

日出市街を抜けるところで、ハーモニーランドがある赤松峠越えか、空港方面かの分岐があります。
赤松峠越えなんてとんでもないので、当然のように空港方面を選択して右へ。
ここでもまたキツい坂を登り、チャリはもちろん自動車専用道路の空港道路には入れないので国道を北上し続けます。
登ったご褒美の緩い下り坂を淡々と下っていきます。
が、当然下りっぱなしではなくまた登らされ、また下り、また登り…

大神ファーム方面への入口になる交差点で、逆方向の左に曲がって登っていきます。
ここを登りきって下った先がなかなかナイスで絶景な直線道路なので、車で行くときもお気に入りのルート。
自転車では更に爽快感がありました。

この道路を走り抜け、高校沿いの坂道が最後の試練。
今まで走ってきた中で一番キツかったような気がするけど、単に体力的な問題かな。
ようやく登りきって、ゴールは目前。
嫁さんのケータイへ連絡すると、お義母さんが家にいたらシャワーを使わせてもらうよう言われます。
やっと嫁さんの実家に到着。

こうして激走!2000km(←嘘、40km)の折りたたみ自転車の旅は終了。
結局到着は11時半ということで、2時間半かかりました。
まぁこんなもんかな。
さっそくシャワーを浴びさせてもらい、一息つきました。
昼食を食べさせてもらい、更にビールまでご馳走になって、夏休みを堪能し幸せな気持ちになりました。
キツかったけど、やっぱ楽しいな自転車って。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。