OZ.

Opened Zipper

オルルド王国で暮らしていく

1997-12-13 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
私宛てに封書が届きました。
差出人はリバーヒルソフト。
ちょっと前に紹介したプレイステーション用ゲーム、『ワールド・ネバーランド』を制作した会社です。

そうえいば、ユーザ登録はがきを送ったんでした。
何か特典があったような気もしたけど、忘れていました。

中身は・・・まずオルルド王国のグリーンカード。
キャッシュカードタイプですが・・・うーん、一体何の役に立つんだろう?
(↑それ言っちゃダメ)
まあ、これはご愛敬ですね。

私はプレイステーション・クラブというのに入会しています。
年4回(来年から年6回)体験版や情報を収録した『プレプレ』というCD-ROMが送られてきます。
(プレイステーション・プレビューの意味らしい)
しかしこのクラブの会員証も同様で、やっぱり何の役に立つのか不明です。
イベント会場でも会員証をチェックしてないらしいしなあ・・・謎だ。

他にはオルルド王国ニュースという新聞が。
『ワールド・ネバーランド』で国王になる方法とか、沢山のプレイヤーの体験談、開発者インタビューなどなど。
これがなかなか良くできていて、楽しいです。
気に入ったのはマンガ。
実際にプレイした漫画家が描いたようですが、『そうそう、俺もそこでハマったっけ』などと共感できるところが多くて、不覚にもウケしまいました。

このゲーム、移住(プレイ開始)してからしばらくは、なかなか自分の家に帰れないんですよね。
王国の地図はあるし、その地図上で自分の家がどこかは記されています。
現在位置も分かる。
でも家に帰れない。

道のつながりが分かりにくいし、住宅街は似たような雰囲気で区別がつかないんです。
まあ現実の生活を考えると、いきなり知らない国へ移住して『今日からここがあなたの家です』と言われて地図を渡されても、地理を把握するまでは道に迷うでしょうね。
そう考えると『リアル』と言えないこともないですが・・・
お陰で最初の数日は、王国内を走り回るだけで過ぎていきました。
(数日といっても王国での数日なんで、20分くらいですが)

数年暮らしている内には、地名も覚えていきます。
可愛い女の子を見つけたら、早速住所を聞き出します。
『どこに住んでるの?』
『ミナト北よ』
そうかあそこだな、と分かって家まで押しかけたり。

たまに質問しても『そんなこと聞いてどうするの』と言われ、教えてもらえないこともありますが。
何故か嫌われているようですが、ここで挫けてはいけません。
教えてくれるまで、相手を呼び止めては質問、呼び止めては質問の繰り返し。
(プレイヤーキャラクタのストレスは溜まりまくって真っ赤になりますが)
そのうち根負けして教えてくれます。
(でも現実だったら、めちゃめちゃ嫌われるよな、コレ)

他には『オルルド王国公式サイト』の紹介なんてのもありました。
入国者(登録ユーザ)しか利用できない機能なんてのもあるようです。
認証用のユーザIDとパスワードが書かれていました。
プレイヤー同士の交流もあって、こういう企画は良いですね。
NIFTY-Serveのプレイステーション会議室でも、かなり盛り上がってますし。

このページに私が『ワールド・ネバーランド』をプレイしていると書いた話を読んだ会社の先輩から、『ウルティマ・オンライン』へのお誘いを受けています。
男のくせに、黒髪のポニーテイルの女性となってYukikoと名乗り、異世界をさまよっているそうです。
一緒に冒険してくれる人募集中だそうで。
面白そうだな、とは思うのですが・・・いかんせんマシン環境が貧弱で快適なプレイは望めないし、電話代を考えるとテレホーダイですが、その時間は寝ていたいし。
お金と時間の都合がつきそうにないです。

当面はオルルド王国でのんびり暮らすことにします。

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