この日、大人の事情とやらで、難波の地下で待ち合わせをしたのだけど、
10時集合。そこから電車に乗るって段どりで。さすれば・・・・。
え?呑んだん?もう呑んだん?呑んだん?・・って、気分的には10万回位言われてこんなことに。
ここも暫く来ぬ内に、こんな素敵なお店が出来ていたわ。
奈良県葛城市の梅乃宿酒造さんのお店。・・・座れます。立ち呑みではござらぬ。
とっても落ち着いて静かで(そりゃ朝一だから)、しっぽり落ち着いた感じ。
折角だから、梅乃宿のスタンダード純米酒を頂いたわ。う~ん、美味しい!。
因みに、周回遅れの友は、生ビールスタートのこの日。
おでんを頂いたよ。見ただけで美味しい。この色、この艶、どうよ!。
流石、日本酒のお店よ。日本酒が美味しくなる、呑みたくなるように仕組まれているのだ。
このしゅみ具合、お出汁が・・・薄くは無い。出汁より醤油が勝つ感じかな。
出汁が、醤油先輩を必死のパッチで押しのけようと頑張ってる感じよ。って、分かり難!
練り物位で丁度良いかな。出汁に全制覇された、よ~しゅんだ大根は、
もはや、おでんじゃなくって煮物。う~ん、汁の中に漂うおでんではなくって、
しっかり煮込まれ煮含まれた煮物。そんな感じだけど、つ・・・。力が無くとも箸で割れる。
よくぞここまで形を保っておったよ。って感心するような、蕩けそうな大根。
美味しい~!。諸々の事情により、冷えてしまった消化器系が温まって生き返る。
いいわ~。このお店。
きずし。?。きずしか?締め鯖ね。どっちでも良いけど、全くエロくない。
生であったことなど、すっかり綺麗に断ち切り、過去と決別をした感じのきずし。
それは、噛めば噛み程味が出る、古女房的にじっくり味わう仕上げになってた。
きずしって、メニューを見もせずに注文したのも、悪かったのだけど、
き、きずし?って、感じで。分かる分かる。私も実家時代には、こいつは「締め鯖」だった。
流石だわ。日本酒のお店の締め鯖だもん。美味しいのは、日本酒にジャストフィット!なお味。
じっくり味わう日本酒の為の魚片。ああ、これは日本酒をおかわりか・・・って思ったのだが。
この後、日本橋駅から堺筋線に乗るのだと、おかわりを阻止されたので。
ここは一人でも気軽に日本酒が頂けるような。あ、この時は朝一でしたが。
またいつか、ゆっくり呑みたいな~って思いながら。ご馳走様でした。
梅乃宿 温酒場 なんばウォーク店
大阪市中央区千日前1-5-11
TEL 06-6213-0777
営業時間 10:00~22:00