美味しい海鮮のお店で、ほ~んっとうに美味しい海鮮を食べて、とっても幸せで、
それでも調子良く呑んだからね、公園?自販機でコーヒーなんて買って、ちょっと休憩。
・・・も、缶コーヒー3口、数秒で飲み干し。う~んっと。お。おおお、そこに有ったのは巨大鳥居!
何これ?、鳥居。いや分かるが何でここに?、神社やからやろ~。って、分っとるわい!
鳥居の外っ側、公園側では、ちと年季の入った、尼んちゅ達がワンカップで呑んでるの、
彼らはアウトドア派なのね。
その巨大なのは、高さ17m、笠木22m、柱直径1.6mの荘厳さを誇る、尼崎戎神社の大鳥居。
友を放置して、ちょっと見てくる~って、小躍りしながら偵察に・・・・。
大鳥居を潜って、きっと拝殿?本殿?へ向かうのだろうの辺りに、
見ざる聞かざる言わざる。一瞬、ぎくりとさせられる。こうやってるのが普通になったら、
もっと生き易くなるのでしょう。それにしても・・・・。三猿って言えば、日光東照宮でしょう。
何か関係が有るのかしら?それにしても、日光東照宮のそれにはお見せできない、メタボ加減。
こちら、徳川将軍家の霊廟石燈籠なのだそう。何で尼崎に!?
ちゃんと石燈籠の傘部分に、葵の御紋があるんさ。
元々、江戸上野の東叡山寛永寺の徳川家霊廟にあったって事で。
同じく江戸・・東京の増上寺と共に、徳川家霊廟はその殆どを東京大空襲で焼失。
2ヶ所の寺が再建寄付の返礼として、焼け残った石燈籠を譲渡していったそう。
そのひとつが、ここにある。っていうもの。
こちらが本殿かしら?主祭神は、八重事代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)。
醍醐天皇時代以前の創建。はっきりしないのね。件の醍醐天皇は885年(元慶9年)~930年(延長8年)。
え?45歳か??平安時代の第60代天皇。在位期間は33年。・・・・よりも早くこの神社があったという事だ。
庭師がはいっているのか??この草木のレイアウトが、たまらなくギュっときたわ。
今は青々として、向こうに紫陽花。
秋には、紅葉が色付いて、朱色と混ざってこれまた美しくなるのだな。
馬がいた。勝ち馬さんだ。
このお馬さん、人々の願いを神様に伝えてくれるのですって。
神様のお使い的な方々、沢山いてるので、神様は色んな言語がわかるのでしょう。
天満宮なら牛だし、春日大社や厳島神社は鹿、お稲荷さんは狐で住吉さんは兎でしょ。
お伊勢さんは鶏で、熊野三山は八咫烏。・・・・もっともっと、沢山の神様のお使いがいらっしゃる。
ところで、この勝馬(かちうま)、今までの自分に打ち勝つ力を授けてくれるそう。
真心を持って手を触れてお願いしたら、一歩を踏み出すよう、背中を押してくれるかも。知らんけど。
何か・・・妄想してるような蛙がいて。六福かえる。
幸福(幸せ)かえる。金福(金運)かえる。寿福(健康)かえる。縁福(良縁)かえる。
円福(円満)かえる。安福(交通安全)かえる。・・・の、6つの福が帰ってくるのだそう。
元々、持ち合わせているというのなら、かえってきようも有るのだけど。
気になったのは右側の石碑。なに?支那?蛙になにが関係あるの?気になってしょうがない。
その・・支那事変記念・・碑?それと蛙、何でって、気になり過ぎてお電話してしまった。
結論、何も関係ないです。改修工事中に出てきた石碑を大工さんがそこに置いた・・・置いた???
謎の多い尼崎戎神社、またチャンスが有ったら探検してみますさ。
尼崎えびす神社
兵庫県尼崎市神田中通3丁目82
お電話 06-6411-3859