3月18日から配布が始まった、大阪メトロの地下鉄文庫は、大阪府出身の作家、
万城目学さんの書下ろし短編。1週間に1冊。全5編でコンプリートです。
その4週目は、『長堀鶴見緑地イエローグリーン編』。蒲生四丁目駅へ向かいます。
この地下鉄文庫の蒐集に併せて、その付近の喫茶店でモーニングを頂く。
そういうミッションをして楽しんでいたのでした。
因みに・・・。冊子配布期間は、未だ有れば、5/29迄です。
さて、蒲生四丁目。一応、ネットで調べてきて、何枚も地図を出し、目印も見つけて、
されど、見つからない。住所を一軒一軒確かめて・・・無くなっていた。
そして、彷徨い続けて、やっとこさ見つけた昔ながらの喫茶店。
人懐っこいお母さん、『ここ座り~ぃ。パン、どれにする~ぅ・・・。』
あ、そうか、パンを決めるのねって、じゃ、ハムサンドでってお願いしたら、
『生にする~ぅ?焼く~ぅ?』って聞いてくるのね。じゃ、生でお願いします。って答えたら、
『ハムサンドはな、姉ちゃん、焼いた方が美味しいで。』って、おい!。
じゃぁと、焼いてもらうことにして、『何、つける~ぅ?』
ああ、パンを選んでそこにサービスが付いてくる。そういうシステムだそうね。
じゃ、ホットコーヒーと玉子を。って言うと、『姉ちゃん野菜も食べとかな~』って。
じゃぁと、サラダも付けてもらったら、調味料カゴがやってきた。
『好きなん、かけたらええで~。』って。はい、そうさせて頂きます。
先に、サラダと茹で玉子がやってきたので、レモンドレッシングをサラダにかけて・・・。
『普通の塩もあるけどな、玉子は胡麻塩が一番美味しいで~』って。
綺麗にあらかじめ剥いてくれた、とろ~っと流れる半熟玉子には、おススメの胡麻塩を振って。
胡麻塩、ちょっとかけすぎ。しょっぱかったけど、胡麻の風味があって美味しいね。
面白いお母さんなので、常連さん達も面白い。店員さん?って思う人がお水を置いてくれたけど、
お客さんだったり、その会話を聞いてるだけで楽しくって、変にBGMとか要らないし。
さあ、集合写真。
ちょこまかちょこまか・・・って感じで、1つずつ運んでくる。
お水を運んでくれたお客さんは、向こうのテーブルを片してるし、こちらから
頂きに行こうかとも思った位、けなげに動くお母さん。頑張れ~って応援したくなる。
これを食べるようにと誘導された、焼いたハムサンドは「焼きトーストハムサンド」かも。
しかし、これって何枚切りの食パン?よくぞここまで薄くスライス出来たものよ。
10枚切より更に薄い?12枚切とかだと、6枚切の半分・・・それくらいかな。
ふんわり感は一切無し。こんがり焼いた表面に、ケチャップとマヨのシンプルな味付けと、
胡瓜にハムの水っぽさが、砂漠の中のオアシス的に美味しく届く。
美味しい上に、家でお母ちゃんが作ってくれたやつっぽい温かみ。
会計が終わってから、『姉ちゃん、ヨーグルト食べてないやん』気付かれた。
『うちのヨーグルトは美味しいで~、食べて行ったら?』って薦めてくれたけど、
気持ちだけ頂いて。色々ありがとうございました。ご馳走様でした。
coffee 凡
大阪市城東区中央1-8-3
ここから、京橋まで歩いたのですけど・・・。
途中、見事な八重桜に出逢えたので、暫くそのあたりをウロウロウロウロしてました。