お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

美しいお寺(長寿寺)

2018-05-04 | 鎌倉のお寺

鎌倉へは良く行きますが、非公開ため素通りしてしまうお寺がありました。
北鎌倉の隠れスポット。長寿寺は室町幕府の創始者、足利尊氏のお住まいの跡
かつて境内は非公開でしたが、近年は春と秋の週末(金~日)限定で
公開を行っているとのことを教わり、静寂な空気を味わってきました。

長寿寺は、境内に上がりゆっくりと庭園を楽しむことができます。

1) 三門
桁行き一間 (約 2.6 メートル) 、梁間二間 (各約 1.2 メートル) の四脚門です。


2) 本堂
本堂は、平成18年に新築され、それまでは観音堂が本堂でした。
本堂内では おしゃべりは禁物です


3) 観音堂
この世のものとは思えないような美しさで、優雅な姿の観音菩薩が祀られています。
苔の庭に信楽焼のカエルの置物がありました。
(カエルは良い意味を沢山持っているとか・・・)


本堂にあがり、静かな気持ちでお庭を拝見します
香炉やお花が生けられ、畳の上に座って眺めるように作られたお庭でした。
4)小方丈からお庭を拝見 5)窓際に季節の花が生けられています 6)無言でお庭を眺めます 

7) 小方丈の縁側からも裏庭が眺められます
枯れ葉1枚も落ちていない 白砂の庭が美しい。


 牡丹 二種類 (黄色と濃いピンク)
8)黄色い牡丹 9)濃いピンクの牡丹 

10) シラン


11) 新緑のモミジ(春モミジ)
新緑と交じり合う(春モミジ)は独特の味わいがありますね
ヘリコプターが出来ている~


12) 長寿寺の観音堂後ろのやぐらにある宝篋印塔は足利尊氏のもので
尊氏の遺髪が埋葬された場所。


13) 順路に沿って境内を歩き、出口に向かう時にふり返ってみた境内


鎌倉はお寺が多く、菩提寺へお参りに行ったついでに寄り道させていただきますが
手入れされた長寿寺のお庭を拝見するのは、初めてでした。

初夏には涼しげな紫陽花の庭園と秋には壮大な紅葉を楽しめることでしょう
是非拝見したいと思います。 穏やかな気分になれました。