俣野別邸は、1939年(昭和14年)に旧住友家の別邸として建築された建物です。
2004年に国の重要文化財の指定を受け、一般公開される予定でしたが、
2009年に不審火により焼失してしまいました。
焼失後も庭園の整備が続き、焼失した本館が復元され、
俣野別邸庭園が全面オープンとなったものです。
屋根や庇には樋のないところも多く、小石を敷きつめた雨水受けが作られています。
俣野別邸の展示室から、丹沢山系や富士山を望むことができます。
行った日(3月18日)は展示室に入らなかったのですが、
お庭から富士山が見えました。
1) 別邸庭園入口
季節のお花の寄せ植えに急ぎ足

2) 別邸(本館)入口
快晴だったので、富士山が見えました

受付ではパンフレッドをいただき、リボンを付けて内部へ
都合で、すべてのお部屋を見ることが出来ませんでした。

3) 散策路で玄海ツツジがさいていました

4) ハクモクレン 5) 赤菜苔(コウサイタイ)


赤菜苔は、ナバナの仲間でアブラナ科の中国野菜。赤紫色のトウと花蕾を食べます。
6) 芝生広場への散策路 ハクモクレンとおとめ桜が見えてきました

7) 左:オカメザクラ 中:モモ 右:オカメザクラ

8) 山茱萸 9) 桜を見ながら休憩!
ベンチで愛犬とちょっと休憩かな?


10) ゴヨウザクラ
俣野別邸庭園開園記念に平成25年3月24日に植えられました。

11) 青い空に映えて美しいゴヨウザクラ

12) 芝生広場 休憩棟
この庭園で見られる蝶々、昆虫、木の実、四季折々の写真などが展示されていました
車椅子の用意もされています

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【 追記 】
旧住友家俣野別邸は、1939年に住友財閥の第16代 住友吉左衛門友成の別邸として
横浜市戸塚区東俣野町に建設されました。
国内の建築作品に与えられる大きな賞の一つ、Building Contractors Society賞を受賞した
日光プリンスホテルや、長野県山ノ内町指定有形文化財の山荘、志賀アルペンローゼの設計をした
佐藤秀三氏の設計による「和洋折衷建築」が俣野別邸の大きな特長です。(net参照)
ご覧いただき有り難うございます。次回も庭園の花を予定しています。