ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

初冬の渡良瀬遊水地を巡る

2012-11-20 08:38:35 | 地域活動・つながり
加須市が主催する生涯学習セミナーが、渡良瀬遊水地をテーマにして行われた。
そのセミナーは、ラムサール条約登録「自転車で巡る渡良瀬遊水地:遊水池の歴
史と役割(治水・利水)、自然について」と題するもので11月15日に開講した。
今回は渡良瀬遊水池の概要と、ラムサール条約登録の意義を学ぶことになった。
参加者は本庁舎からバスで北川辺総合支所に移動し、用意された自転車に乗り
かえて現地にある「国土交通省渡良瀬遊水池出張所」まで走ることから始まった。

地域の活動組織「北川辺まちづくりの会」は、遊水地とも関わりを持ってきた経緯
から このセミナーに参加することになり、私を含めた会員8名が現地で加わった。
私は自宅から約6キロ先の出張所まで自転車を25分漕いで駆けつけたが、その
道は所によって強い西風にさらされるなど、寒さを忘れる良い運動になった。
先ず国交省の遊水池出張所で、利根川と流路の歴史や渡良瀬遊水池の概要に
ついてのビデオを見た後、アグリ財団の講師から遊水池の役割機能やラムサー
ル条約との関わりについて説明があり、さらに参加者との質疑応答が行われた。

続いて自転車に乗り、講師の誘導と説明を受けながら遊水地内の見学を行った。
地元の私達には承知のことなので、交通整理や補助的説明などをして協力した。
第一排水門と越流堤、次ぎにハート湖の南岸から中之島、さらに野鳥観察台から
旧谷中村史跡、ウオッチングタワーから葦原を見て下宮橋に戻り出張所に帰った。
気温がやや低く風は強かったものの、晴天に恵まれて予定通り日程を消化した。
「自転車に乗って、あちこち見てまわる忙しい半日になった」と、ひげ爺の独り言。
回ったのは自転車だけでなく、 参加者達の 目も口も頭も上手く回っていたようだ。
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