ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

美味しいお米「コシヒカリ」

2013-09-03 09:23:30 | 家庭菜園・庭・花 
私の住む地域は、利根川岸の沃野で コシヒカリの産地として知られている。
8月24日からそのコシヒカリの収穫が始まり、週明けには殆どが終わった。
天候に悩まされながらも作業は順調に進み、収穫量も品質も上々のようだ。
我が家では、28日に届いた新米を早速に精米し29日の朝食でいただいた。
粘り気のあるもちもち感が、食味の良さと相まって優良人気米になっている。
福井県で誕生したその年が、ひげ爺の誕生と同じ1944年と云う 縁がある。

コシヒカリは、農林1号と22号の交配種だが戦争中のため普及しなかった。
当初は「越南」と云う名で、食味に優れていても栽培が難しく収量もなかった。
その後栽培手法を改良し、新潟県の奨励品種となってから栽培が広がった。
福井から新潟にまたがる旧国名「越の国」から、「コシヒカリ」と名付けられた。
茎が倒伏しやすく病気に弱く栽培も難しいが、今は全国で栽培されている。
日中高い気温でも夜に下がる土地に適し、新潟内陸部の名産になっている。
現在北川辺で栽培されているのは、耐病改良種の「コシヒカリBL」だと云う。
さらに、掛け合わせて出来た新品種「ひとめぼれ」「あきたこまち」などもある。

日本人の食文化が変化し、結果的に「ご飯」を食べる事が少なくなっている。
TPPでは厳しい米も、日本人のカロリー摂取率では24パーセントを占める。
一人の平均年間消費量は59、5Kgと云うから、一日 一合強を食べている。
すると一日に食べる米代は60円、安く安全な主食材をもっと食べてほしい。
「コシヒカリは茎の腰が弱く、ひげ爺は アタマヒカリで腰が悪い」 と、独り言。
食料に対する安心・安全と価格・政策の両面で、国民的合意が求められる。
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