日本社会での夏は、「夏まつり」や「お盆」の季節で「移動/交流」の季節でもある。
季節と同時進行する「夏休み」が、家族旅行を中心にした 民族大移動の現象を作る。
それは 通常の週末に加え休暇を使用するが、「海の日」「山の日」の祭日も有効だ。
とりわけ都市部に住む人は、暑さを避けるとともに 非日常を求めて海や山に向かう。
親兄弟を田舎に持つ人達には、お墓詣りや近親者へのご挨拶を行う 帰省旅行も多い。
特に8月中旬は諸条件が重層化し、移動のピークを迎え 交通や宿泊等は大温雑する。
そんな夏を迎えた今年の「ひげ爺」は、移動を極力避け 自宅で大人しく暮らす毎日。
足腰が万全ではなく猛暑は身体にこたえる、そのうえ 貧乏では外出や移動は無用だ。
幸いパリオリンピックと甲子園があり、テレビを見ながら 飽きることなく過ごせる。
昨日閉幕した パリ五輪では、日本選手が 金20個 銀12個 銅13個という大活躍。
そんなメダル獲得戦をテレビ観戦、深夜から早朝の試合に寝不足から時差ボケ症だ。
高校野球は地元の花咲徳栄が一回戦敗退、これからは全国球児による熱戦を楽しむ。
今日13日は旧盆の「迎え盆」で、朝から盆棚を飾り供物を添えて先祖様を迎える。
大宮に転居してから全て略式化、高齢化で親戚づきあいも限定化し来客も激減した。
一方気になるのは台風と豪雨被害、さらにあちこちで発生している地震と関連報道。
宮崎地震から「南海トラフ」が話題化、情報は必要だが反面で「あおり」にもなる。
提供や報道が適時で適宜だったか疑問、地方経済とりわけ観光への風評被害が心配。
『暑さを避けた自宅生活は、移動はなかったが感動は大ありだった!』と、独り言。