ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

西国観音霊場巡り 第一回

2013-05-14 08:58:03 | 旅行・秘湯・巡礼 
坂東と秩父の霊場めぐりを結願したひげ爺夫婦にとって、西国霊場巡りは必
然的な課題だったが、宿泊を伴い家を留守にすることなどに躊躇もあった。
施設にいる母の体調を確認、家庭菜園の収穫が始まる前の発願を決めた。
今年は式年遷宮になるので、伊勢に立ち寄る行程で連休後の9日出発した。
「ジパング倶楽部」の切符を手に電車の旅が始まり、一日目は名古屋で「味
噌カツ弁当」の昼を取り、外宮と内宮を参拝し「おかげ横丁」にも立ち寄った。
日程の関係から伊勢市内のホテルに宿をとり、夕食は「松坂牛」を賞味した。

二日目は多気から紀勢本線を特急で新宮へ、熊野速玉神社を参拝したとこ
ろで昼時間になり、郷土料理の「めはり寿司」を食べてJRで那智に向かう。
那智駅でバスとの乗継ぎが1分も、事前連絡して待ち時間なく山に向かった。
心配した天候も雨にはならず、荷物を預け杖を借りて石段参道を登り西国観
音霊場一番札所「那智山青岸渡寺」に納経し朱印帳と掛け軸を買い求めた。
隣の熊野権現を参拝し、展望台経由那智大滝まで下りの石段道を歩いた。
そこは世界遺産の地、少しだけ熊野古道の雰囲気を味わってバスに乗った。
小雨にけむる南紀勝浦温泉では、温泉と海の幸を十分に堪能し満足・満腹。

三日目は雨が続くなか電車で紀三井寺へ、駅に荷物を預け傘さして街中か
ら石段を上り二番札所「紀三井寺」に、そこからは紀伊水道が見下ろせた。
二箇寺の参拝で今回の予定は終了、昼を取って帰路を急ぐことにしが 紀三
井寺に食事処がなく、時間も惜しいので和歌山駅の「ドトール」でのちょい昼。
新大阪駅で「柿の葉寿司」を買って車中の「しのぎ」とし、夜9時に帰宅した。
『電車に乗りづめの旅で、お尻と腰が痛くなっちゃった』 と、ひげ爺の独り言。
乗車区間が16区間 その総距離1,619.1キロ、歩いた歩数は36,097歩だった。
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