ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

合併と自治会の改編

2011-09-20 06:31:53 | 地域活動・つながり
昨年の3月に、旧加須市を中心とした近隣一市三町が対等合併した。
そして、本庁と支所の機能特化や人事配転、予算編成や行政の執行、
制度・規約の整備や改訂、団体・事業所・委員会の組織改編、新市章
選定など、対等合併ならではの調整作業や改編事務を処理してきた。
今年の3月末からは、原発事故で被災した双葉町の受入も行ってきた。
一方で、各地域に存在する行政協力組織(自治会)は、旧自治体ごとに
その位置づけが異なり、運営や補助金制度も不統一な状態であった。

この一年半の間、旧自治体の制度をそのまま継承する形でそれぞれ運
営しながらも、新市全域で整合性ある組織にする方向で調整してきた。
特に北川辺地域は、区制と補助金制度、組織規模、区長の特別職制な
どが他と異なっていたため、調整・再編を必要とする事が多くあった。
支所では、現在の9地区制を20数地区に分割する方向で調整しており、
私の住む飯積地区も1地区制維持か2分割かの結論が求められている。

自治会長の私は、課題である今後の地区組織づくりに向け、地区検討
会を開催して現状の理解と今後に対する意向を確認することにした。
自治会には、自主的地縁組織と行政補助的な地域組織の両面がある。
生活実態や歴史的つながり等、土地性を守る事も重要な要素になる。
防犯・防災、福祉・共助など、地域力・コミュニティー力の向上が必要だ。
資金も大切だが、補助金の多少や制度都合を優先に判断は出来ない。
「自治会活動は、『共働のまちづくり』にとって大切」と、ひげ爺の独り言。
議論の結果、飯積地区では一単位を維持して再発進する方向になった。
コメント
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