近年は、グローバル化とか国際競争時代とか言われています。だからこそ、東京の国際競争力が重要だとして、東京に資源を集中しようとする政策がとられています。しかし、それはおかしいことです。欧米では、そのような一面的な発想はとられていません。アメリカ、ヨーロッパ、日本で、売上高トップ百の本社がどこに立地しているかをまとめたものによると、アメリカ、ヨーロッパでは一地域に突出して立地しているところはない一方、日本では、約60社が東京都区部にあるのだそうです。
私は思います。日本は先進国であるにもかかわらず、「東京がだめになると国際競争ができない。」とは、ずいぶん余裕のない発想をしているなと。やり方によっては、アメリカ、ヨーロッパのような群雄割拠型の国土の方が、国全体として元気になり、国際的な活躍ができる地域が増えるのではないでしょうか。
私は思います。日本は先進国であるにもかかわらず、「東京がだめになると国際競争ができない。」とは、ずいぶん余裕のない発想をしているなと。やり方によっては、アメリカ、ヨーロッパのような群雄割拠型の国土の方が、国全体として元気になり、国際的な活躍ができる地域が増えるのではないでしょうか。