畑こうじ情熱ブログ

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総理入りで、日本型直接支払法案最後の質疑

2014年04月23日 14時35分45秒 | Weblog
 この1ヶ月間、農政改革関連法(日本型直接支払制度に関するもの)の審議が、連日進められてきました。本日は、総理入りで最後の質疑となりました。いい機会なので、オバマ大統領が来日直前なのでTPPに関する質問もしました。安倍総理は、疲れているのか、元気がなく、最初の質問に対しては通告を受けていないと言って、まともに答えられず、それ以外の質問に対しても、反論もできず、私にボコボコされて終わった感じです。本来の調子のいい総理なら、一方的にやられることがないだけに不思議です。この調子で、夜からのオバマ大統領との首脳会談を乗り切れるのでしょうか。心配です。官僚からの勉強会のレクの詰め込みで疲れているだけならいいのですが。

 さて、日本型直接支払制度は、「直接支払い」と言いながら、個々の農業者にお金が渡る制度ではありません。団体にお金が渡る制度です。生産調整も行うのか行わないのか曖昧なままです。総理は、審議入りの本会議で、「いわゆる減反の廃止」とどちらともとれるようなことを言っていました。国民をミスリードさせる説明は不誠実です。TPPに関しても、農政改革による影響に関しても十分な情報提供がないことも問題です。この点も最後の討論で指摘しておきました。

 結局は、政府案が農林水産委員会で可決され、我々野党の農業者戸別所得補償法案は否決されました。数がないだけに残念です。しかし、理念は違うといいつつ、最終的には、これまでとそれほど激変しない運用が行われることは、質疑によりわかりましたし、現実を相手にする農業分野ですから、そうでなければ困るわけです。しっかりと運用を監視してまいります。明後日の木曜24日には、本会議で、この法案について私が討論に立ちます。ご期待下さい。

 本日は、東日本大震災復興特別区域法も成立し、農政改革関連法の委員会審議も終了するという、一区切りついた日です。それにしても疲れたなぁ。

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