畑こうじ情熱ブログ

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ちゃぐちゃぐ馬っ子のときに大揺れ!

2008年06月14日 18時37分03秒 | Weblog
 今日の朝、ちゃぐちゃぐ馬っ子の神事に参加しているとき、大きく地面が揺れました。最初は、「祭の盛り上がりかな、馬が暴れているのかな。それにしてもなんでこんなに揺れるのかな。」と思ったほどでした。そうです。地震だったのです。

 大きな揺れだったのですが、震源はそんなに極端には近くはないなと直感しました。というのは、ゆらゆらするような横揺れだったからです。私は阪神大震災のときに大阪にいましたが、そのときは、いきなり強い縦揺れが襲ったのです。揺れの質が違う感じでした。
 震源は岩手県と宮城県の境くらいの内陸でした。ただ、それでも、滝沢でも何回も余震があり、正直大丈夫かなと危惧しました。入ってくるニュースは、当初盛岡と仙台の様子ばかりで、震度が強かった肝心の一関や奥州市の様子が入って来なかったからです。
 その後ニュースを見て実態がわかりました。阪神大震災にも匹敵する強い地震だったのですね。

 このような地震に対しては、四川大地震を見てもわかるように初期対応がとても大切です。私は、阪神大震災のときに、近畿地方建設局の道路部の課長をやっていて、復旧復興対策に携わりました。まず、必要なのは、被害状況の速やかな把握、救出、物資の運搬、道路、ガス、水道などのライフラインの復旧です。書くのは簡単ですが、特に大都市の大震災においては、指揮命令系統がめちゃめちゃで人員の把握もできていないため、これが大変難しいのです。そして、阪神大震災においては、交通や物流の大動脈が大阪から姫路までの六甲山が迫っている瀬戸内海沿いに集中していたため、まさに物流機能が壊滅したものでした。

 今回の岩手・宮城内陸地震においては、これ以上の被害の拡大がないことと復旧が速やかに進むことを祈るばかりです。地震の発生は自然の仕業ですが、ここからが政府や人の力の及ぶ範疇なのですから。
 


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