中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

精神疾患で教員641人退職

2014年08月22日 | 情報
過去にも報告しましたが、精神疾患の問題が大きい業界は、IT、公務員、それに教職員と言われています。
生徒間におけるいじめ、所謂モンスターペアレントの存在等、狭義の教育ではなく、
広義での教育問題の広がりが原因なのでしょうか?
それにしても、現象面の報告はとても多いのですが、どこに問題があって、
どのような対策が打たれて、その結果どのような効果があったのか、という報告がありません。
小生にとっては、これが「ストレス」です。

教育現場で負担増大? 精神疾患で教員641人退職 平成24年度

2014.8.4  産経
 文部科学省が4日公表した学校教員統計調査(中間報告)では、
平成24年度に鬱病など精神疾患で退職した公立小・中・高校の教員が計641人に上り、
前回調査(21年度)より42人増加したことが分かった。
病気を理由にした退職者の約6割を占めており、文科省では「いじめ問題や保護者への対応など、
教員にかかる負担が増大しており、メンタルヘルス対策が必要」としている。
 調査によると、24年度に精神疾患で退職した公立校の教員は、小学校350人(21年度349人)、
中学校217人(同181人)、高校74人(同69人)で、とくに中学校での増加が目立った。
男性教員より女性教員の精神疾患が目立つという。
 24年度の公立小中高校の定年退職以外での離職者数は1万1604人で、
うち家庭の事情が2871人、転職が2744人、精神疾患を含む病気は1102人だった。

平成25年度学校教員統計調査(中間報告)2014.8.4
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2014/08/04/1349039_1.pdf
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