熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記・・・(9)誤って5番花房下で苗を折る

2009年06月06日 | トマト栽培日記
   観察を続けているスィート・ミニの枝先を折ってしまった。
   この口絵写真の枝の上部が切れてしまっているが、迂闊にも、3本支柱から少し離れたので、枝先を持って姿勢を直そうとした時、五番花房の真下で、ぽきりと折れてしまったのである。
   下部はしっかりした木部化しているので安心していたのだが、伸び盛りの上部30センチくらいの枝先は、まだ、瑞々しくて水の柱を薄皮が覆っているだけだったのである。

   ところで、この無理に誤って摘心したミニトマトの木だが、4番花房までの実の充実については、木もしっかりしており、むしろ、ベターだと思うのだが、まだ、150センチ程度の背丈で樹勢も強健なので、一寸変則だが、わき芽を使う連続摘心整枝栽培方法を試みてみようと思っている。
   丁寧にわき芽を摘み取ってしまっているので、何時、新しいわき芽が再生してくるかが問題だが、この4番花房の上部にある3本の葉のいずれかの根元から伸びてくれば、それを、新しい主柱にして伸ばせれば幸いである。
   余談だが、トマトは、花房の上の幹に3枚葉が付き、その上に花房が付き、また3枚葉が付いて、これを規則正しく繰り返して成長して行く。

   私のプランターのどのトマトも、上に行くほど実付きが良くなるようである。
   2メートルを越す模様だが、7番花房以上は、実力次第だと言う事なので、現在の実成りを維持して、少なくとも、6番花房くらいはクリアしたいと思っている。

   さて、今回失敗した支柱だが、これまでの経験では、この三本支柱よりも、螺旋型の一本支柱の方が、使い勝手から言っても、支柱への枝の固定から言っても、ベターだと思っている。
   しかし、私としては、今回やってみて、プランターや鉢の外側の地面にしっかりとした支柱を立てて、プランターや鉢の中に立てた本支柱を横から縛って支えると言う方式が、簡易で、最も有効なような気がしている。

   本植えしたミニトマト・アイコの苗だが、背丈は大分大きくなってきたが、苗そのものが華奢な感じで、まだ、花房は小さくて時間がかかりそうである。
   園芸店でのアイコ苗も、葉が細くてやや少なめでスマート過ぎる感じだったので、これで良いのかも知れないが、生い茂る感じで樹勢の強いカネコ苗と比べて、一寸、ひ弱な感じが気になる。

   沢山並んでいた園芸店の、夏野菜の苗コーナーもそろそろ店じまいでさびしくなってきたが、先日、ユニディで、イタリアン・トマトなどの売れ残り苗が、100円で投売りされていたので、デルモンテやサントリーの苗を、何種類か衝動買いして栽培して見ることにした。
   一本300円前後の苗だが、殆ど売れずに残っていて、かなり、葉が黄ばんでいて花や葉なども所々落ちている欠陥商品なのだが、既に実が付いた苗もあるなど、主に、生食用ではなく料理用トマトの苗なので、どうせ乗り出したトマト栽培だし、面白いと思って挑戦する気になったのである。

   しっかりした苗を選んで、プランターに本植えして置いたら、葉に緑が蘇ってきて、ほかのトマト苗並みになってきた。
   実が、黄色であったり、かぼちゃのようにしわがあったり、ナスのように長かったり、一寸変わったトマトなのだが、どんな実がなるのか面白いと思っている。

   ところで、気づいたことだが、園芸店に並べられる野菜の苗だが、実際に売れる苗の数量はかなり少なく、店頭に並べられている間に悪くなって、廃却される苗が随分多いと言うことである。
   ほかの草花などの苗もそうだろうが、価格設定の難しさと言うべきか、業者も価格破壊を避けたいのであろうが、勿体ないという気がしている。
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