熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

久しぶりに日本の株を買ってみた

2024年08月01日 | 経営・ビジネス
   今日は、日本株が大幅に下落した。
   日経は午後、「東証14時 日経平均は3万8000円挟んで一進一退 トヨタは一段安」と報じたので、トヨタの株を調べてみると、年初来安値2,572(24/01/04)よりは大分高いが、アナリスト評価では、PER基準でもPBR基準でも割安で、レーティングもやや強気である。ROEも、(連)15.81%とまずまずである。
   トヨタが13時25分に発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は営業利益が市場予想を下回った。25年3月期の業績見通しも据え置き、同社株は決算発表後に売りに押されて一段安となった。円相場の先高観が広がっているなか、今後の事業環境の厳しさが意識されたとの見方が多い。と言うことだが、不祥事の後でもあり、今日は8%近く下落している。

   以前に、トヨタ株を持っていたが、少し利益が出たところで手放した経験がある。
   昔、自社株を、「ドルコスト平均法」で運用して、住宅建設資金調達に重宝したことがあったので、一時この方法でトヨタ株を買い続けようと思ったことがあり、これをやっておけば良かったと、今になって後悔している。

   ところで、何も考えずに、買い時だと思って、試みに1単位だけ トヨタ株を買った。その後、さらに値が下がって終値では、多少評価損が出た。
   こんな調子で、少し前に、PBRが1を切って割安だと思って、年初来安値に近づいたり更新したホンダ株とパナソニック株を2単位ずつ買っていたのだが、今日の暴落で、かなりの評価損となった。
   大体、史上最高値圏を行っているときに、優良株といえども株を買うのが得策とは思えないが、やってしまった以上仕方がない。
   日本株の大暴落を囃す予測筋もあるようだが、まず、当分は、現状のまま、アップダウンを繰り返すであろうし、どうせ、新NISAの成長投資枠で買ったのだからという気がしている。

   ところで、株歴は結構古い。
   まず、何も考えずに、付き合いがあったので、興銀株を最高値の時に買ったのが失敗のもと。その後暴落したので塩漬けのまま維持しているみずほ株だが、いまだに50%以上の評価損であって、動くに動けない。
   もう一つの失敗は、日産株で、EVに期待して買ったが、カルロス・ゴーンでガタガタ、これも、評価損50%以上。
   他の株を動かして、それなりに運用してきて、どうにか息をついているが、株で成功した覚えはない。

   偉そうな理屈だけは言うので、大学で経済学を専攻して、アメリカのビジネススクールで経営学を学んだのに、なぜ、株で儲けられないのかと家族は笑っているが、これとそれとでは、全く話が違うと逃げている。

   とにかく、気が向いた時に株をいじり、それも、よく考えずに行き当たりばったり。
   先のトヨタ株の衝動買いが、どう推移するかというところだが、日銀の金利アップとFRBの金利切り下げ、アメリカの大統領選挙、ウクライナと中東の戦争の推移等々、予断を許さない世界情勢の中で、日本株だけが上昇基調だとは思えないが、株は魔物だというから、どう動くか分からない。

(追記)翌日の今日2日も、日経平均は更なる大暴落。史上第2の大暴落だというのだが、日本企業のファンダメンタルはそれほど悪くないので、惰性で更に悪化するであろうが、大事には至らないような気がする。
わが株のポートフォリオの評価損も、一気に上昇して悪化した感じだが、今までが良かったと思えば、まあまあか。どうせ塩漬けであるからペーパー上の数字で、とにかく、どこまで行くか、興味津々である。
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