熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記・・・(11)ミニトマトが色付き始めた

2009年06月21日 | トマト栽培日記
   先週、対策に苦慮して慌てたトマト輪紋病による被害だが、ダコニールとベンレートの薬剤散布が利いたのか、どうにか、急速だった病気の進行が止まった。
   被害を受けたジャンボ苗の第三花房以下の実と葉は、切り取ってしまったので丸裸だが、その上の方は元気なので、痛んだ木が何処まで持つのか、薬剤散布を続けながら、様子を見ようと思っている。
   隣のジャンボ苗も、注意深くチェックして行けば、生き長らえそうである。
   他の木の幹や葉などに斑点状についている病気については、スポット観察を続けて、切り取ったり薬剤散布で乗り切ろうと考えている。

   最初から定点観測を続けているスィート・ミニの第1花房の実が口絵写真のように少し色付き始めた。
   もう一本のミニトマトやサンマルツァーノ・ロンドの実も同じように色付いている。

   イエローミニの木だが、既に背丈が2メートルを超えたが、他のミニトマトより実付きが少ないので、体力があると思って、第7花房の上の葉2枚上で摘心した。
   枝に実を付けながら、ほぼ75度くらいの角度で天に向かった直立しているために、雨に打たれて枝が折れたので、紐で主柱に括り付けてサポートした。
   梅雨の長雨による悪影響が心配ではあるが、この調子だと、カネコ種苗のスィート・トマトの苗木5本は、病虫害の被害をどうにか避けて生き抜いて、2~3週間後からは、幾ばくかの収穫が期待出来そうな気がする。

   サカタのアイコ苗の方は、結実して実が少しずつ大きくなり始めた。
   第3花房まで出ており、カネコ苗ほどではないが、花付きも順調な感じで、1ヶ月遅れ程度で追っかけられそうである。
   種を蒔いて育苗してきたので、その後、他のアイコ苗も、数本プランターや路地植えをしたのだが、育苗の段階で失敗して貧弱な徒長苗を作ってしまい、それがひびいて、背丈ばかり高いひょろっとした木になってしまっている。
   こうなると、花付きも悪くなり、葉を3枚置いてその上に出る筈の花房も出ず、廃却しようと思ったが、先の方が順調なので、折角植えたのだし、しばらくそのまま、様子を見ようと思っている。

   ところで、デルモンテとサントリーのイタリアン・トマト系の苗だが、サントリーの方が特殊過ぎるのか成長が遅いような気がするものの、花付き、実付きとも、問題なく順調に育っている感じである。
   デルモンテの苗で、買った時から二股に枝分かれしていたのが2本あったのだが、これらは、そのまま2本仕立てで育てることにしている。
   追加で補助的に栽培しているトマトであるから、勉強のためにと言う気楽さが良い。

   今回のトマト栽培での教訓だが、やはり、素人は、園芸店で、しっかりした良質の苗を買ってきて、野菜用にブレンドされた良質の配合用土に植えつけるのが、一番無難であると言うことである。
   願わくば、日照りの良い戸外で、雨を遮断できるビニール製の覆いでもあれば、というところであろうか。
   園芸店には、4月初旬頃から6月始め頃まで、色々な種類や銘柄のトマト苗が、入れ替わり立ち代り売り出されていて、目移りがして選択に迷うのだが、病虫害などに強いオーソドックスな苗を選ぶのが一番良さそうな気がしている。
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