熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

大船フラワーセンター:初秋の花

2015年09月11日 | 鎌倉・湘南日記
   久しぶりに太陽が顔を覗かせたので、大船フラワーセンターに出かけた。
   平日でもあり、殆ど客はいなくて、閑散としていて、花の季節でもないので、殆ど緑一色と言った感じである。
   日本庭園も、色らしいのは、柘榴の実くらいであろうか。
   薄が穂を広げ始めた。
   
   

   今、綺麗に咲いている花は、芙蓉の花。
   
   この植物園では、芙蓉は、一区画に群稙されていて、今、綺麗に咲いている。
   その中に、スイフヨウ(酔芙蓉)と言う種類があって、酔ったように赤く変色する芙蓉と言うことで、朝咲き始めた花弁は白いのだが、時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲きの変種だと言うことで、出かけたのは昼過ぎであったので、綺麗に色付いていた。
   一重の清楚な芙蓉の花が、中々風情があって良いのだが、すぐに萎れてしまい花の命が短いのが惜しい。
   
   
   
   
  

   芙蓉より華やかに咲いているのは、百日紅である。
   しかし、もう、最盛期を過ぎていて、中々、被写体にはなりにくいのだが、やはり、植物園で、これ程、カラフルに花の色が色々とあるのにびっくりしている。
   
   

   木の実で印象的なのは、アメリカハナミズキとムラサキシキブで、正に、秋の風情である。
   雨上がりの池の睡蓮も、中々、風情があって良い。
   バラ園も、閑散としていたが、ルージュ・ピエール・ド・ロンサールだけ、一房だけ、鮮やかに咲き始めていた。
   
   
   
   

   ひまわりも、花盛りである。
   以前に庭で植えていた時には、花びらがもっと派手に広がっていたと思っていたのだが、ここに咲いている花のいくつかは、ゴッホのひまわりのように、葉がちょろちょろで、種の部分ばかりのひまわりがあって興味深かった。
   
   
      

   もう、彼岸である。
   彼岸花が、ちらほら咲き出している。
   この花は、何もなかった地面から、ひょろりとか細い茎を出したかと思うと、ほんの数日で、一気に茎だけを50センチくらいに伸ばして、その頂点に、線香花火のような曼珠沙華を咲かせる。
   毎年、秋の彼岸の日に、野山の土手に、一面に咲き乱れる。
      
   
   

   昆虫が群れていたのは、かくのとらのおと言うルピナスの頭だけのような薄紫色の花。
   池畔の傍らに、3メートルくらいに伸びて風に靡く銀色の房状のススキのようなパンパスグラス。
   まだ、草陰に、ツユクサがひっそりと咲いている。
   ひまわり畑の前には、真っ赤なサルビアやハゲイトウが咲いている。
   何故か、萩の花を見つけることが出来なかった。
   
   
   
   
   
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