熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・石灰硫黄合剤を散布する

2016年01月16日 | わが庭の歳時記
   今年は、昨年の暖冬気候の影響か、花木の芽の動きが早いようである。
   わが庭のイングリッシュローズも、少し芽が出始めてきている。

   冬に悩むのは、薬剤散布をどうするかである。
   わが庭で、一番気になるのは、バラへの散布である。
   以前に、イングリッシュローズに関する京成バラ園のセミナーで、
   薬剤散布については、趣味の園芸の有島薫さんが、剪定後、すなわち、2月の適当な時期に、殺菌のために、ダコニールかサブロール剤を散布し、三月に、ベニカで薬剤散布、これを、もう一度くらい、五月の開花までに散布すれば良いと語っていた。
   これを実施しようと思っている。

   しかし、長い間、千葉のわが庭で重宝していた石灰硫黄合剤の散布の効果については、経験積みなので、これを外すわけには行かない。
   最近、禁止されていて、園芸店では、小さな瓶に入った合剤は販売されていないので、昨年、無駄を承知で、ネットで10Lのものを買って使用したので、今年もこれを使うことにした。

   溶剤の希釈度や効用など、あるいは、散布時期などについては、解説がまちまちでどれを信じてよいのかが問題だが、私自身は、出来れば、1月から2月にかけて、寒い日に、2週間ほど空けて、2回を目安にして、一回目は、10倍、2回目は、20倍に薄めて散布することにしている。
   主に、落葉樹の花木や果樹であるが、椿など常緑樹については、出来るだけ避けて、春以降、病虫害が出た段階で、薬剤を散布することにしている。

   薬剤散布機だが、以前には、電動式のものを使っていたのだが、最近、蓄圧式噴霧器を使っているのだが、結構重宝している。
   原理は至って原始的で、ピストンで加圧するのだが、5L用で、上等な噴霧器を選んで買えば、作用も安定していて、安心できるのである。

   溶剤を調合して噴霧器に入れて、散布するだけなのだが、多少気を使うのと、養生や後片付けなどが厄介で、しばしば、やりたいとは思わないけれど、奇麗な花や充実した実を育てるためには、大切な作業で、春以降に効果が出ると嬉しくなる。

   薬剤散布を終えて、着替えて家を出て、横浜の書店で午後のひと時を過ごして、夕刻の国立能楽堂の定期公演を鑑賞する。
   そんな日課も、自由時間に恵まれた今の余裕かも知れないと思っている。
   

   
   
   
   
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