熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

梅の木にスズメバチの巣を発見

2019年06月17日 | わが庭の歳時記
   梅酒と梅ジュースを作ろうと、梅の木になっている梅の実を取っていた。
   ふと、梅の木の奥の枝に、淡い褐色の小さな袋のようなものがあるのに気付いた。
   下側に、小さな穴が二つ空いていて、何かの昆虫の巣ではないかと思ったのだが、最悪を考えてスズメバチの巣だろうと思った。
   叩き落としてしまえば簡単に済むと思ったのだが、一寸、インターネットを叩くと、スズメバチのところに、
   ”女王蜂が最初に作る巣には、働き蜂が誕生して大きく成長した巣には見られない特徴が見られることがしばしばある。例えばコガタスズメバチの初期巣はトックリを逆さにぶら下げたような形をしており、口の部分が出入り口になっていたり、・・・”
   まさにこれで、やはりスズメバチの巣だったのである。
   本当にスズメバチの巣なのか、庭の椅子を持ってきて伸びあがって、ベニカの殺虫剤を噴霧してみたら、大きな蜂が一匹飛び出してきた。

   早速、鎌倉市に電話すると、環境保全課のSさんが対応してくれて、業者に依頼するので、混んでいるかも知れないので、どうなるか、何時になるか分からない。業者に頼むと、5400円かかりますよ。と言う
   巣の中がどうなっているのか、叩き落して蜂が飛び出してきたらどうするのか、その後は・・・等と考えていると、選択の余地なし。お願いしますと返事した。
   とにかく、子供の頃、宝塚の田舎で過ごした時に、勉強もせずに野山を飛び回っていて、結構、蜂に刺されて痛い思いをした。
   小学生の孫息子と幼稚園の孫娘にけがをさせたくない。

   
   遅い午後、業者の係員から、電話が掛かってきた。
   近くに来ているので、直ぐ行けるがどうするかと聞いたので、自分でも叩き落せると思うが、危険なので、来て欲しいと言った。
   また、私が行くと費用が掛かりますよと言ったので、分かっていますと答えた。
   確かに、大掛かりなスズメバチの巣の駆除でも、私のような徳利程度の小型でも同じ5400円なので、とやかく言う人がいるのかも知れないが、プロの仕事と言うのは、そのようなものなのである。

   駆除作業員が来て、殺虫剤を噴霧すると、暫くして、先に見た大きな蜂が飛び出してきた。
   特別な駆除殺虫剤なのであろう、勢いよく飛び出てきた蜂が地面に転がり落ちて来たので、作業員は激しく殺虫剤を噴霧するも、庭を飛び回るので、おっかけながら噴霧を続けていると、草陰で動かなくなった。
   まだ、女王蜂一匹だけの巣であったようで、後からは、一緒にいるはずの働き蜂が出てこず、作業員は、巣を叩き落して処分した。

   簡単に、スズメバチの巣の駆除は、終わったのだが、一昨日と今日、この梅の木の梅を取るために、枝を引っ張ったり、叩き落したり、枝を切ったりしており、この巣の直ぐ側の枝にも近づいて作業していた。
   ほんの1メートル以内にも近づいた筈なのだが、まさか、そんなところに蜂の巣があるなどと考えていなかったので、無防備であった。
   被害がなかったのは幸い、ホッとしている。

   しかし不思議なのは、こんな細い梅の木の枝に、大きくなればバレーボールより大きくなる筈の巣を作ってどうするのかと言うことである。
   一昨年、留守がちの近所の家の2階の庇に、大きなスズメバチの巣が出来て駆除したのを覚えているからである。
   

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1 コメント

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私の (みんみん)
2019-07-21 16:50:55
あたしの前の会社で蜜蜂にさされただけで息苦しくなりアナキラシーショックを起こした女性がいます。又隣の隣の村で草をやき 飛び出してきた蜂に 足長蜂で死んだおじいさんがいて新聞に載りました きちんとプロに任されて良かったですね。命には代えられないですね
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