熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

何でも値上げの昨今、Amazonで回避?

2022年09月14日 | 経営・ビジネス
   ネットショッピングの魅力については、多言を要しないが、今回は、Amazonでのディスカウント販売について書いてみたい。

   口絵写真のウォーキングシューズは、ミズノの「LD40 VI GTX(ウォーキング)[メンズ]」という紳士用の代表的なシューズである。
   価格:¥19,800 (本体価格¥18,000) 品番:B1GC2206 ニューノーマルな世界で、どんなシーンでも履けるシューズがここに。GORE-TEX搭載モデル。
   と言う最新版である。
   私は、1割ほど高かったこの旧バージョンを1足履きつぶして、今、もう1足を愛用しているのだが、今回、新しくこのシューズを買った。
   年齢の所為もあって、フォーマルな革靴を履くのが苦痛になってきたので、カジュアルながらフォーマルとしても遜色のない足に優しいウォーキングシューズが必用なのである。

   長い間ミズノの色々な製品を愛用していて、プラチナ会員で、かなり頻繁にミズノを買っている。
   しかし、前回、このシューズを買うのに、偶々、Amazonを見ていたら、定価よりかなり安かったので、Amazonでかった経験がある。

   今回も、Amazonの価格をフォローしていたところ、頻繁に値段が変るのだが、偶々、最低価格だと思える25%引きで、
   参考価格:¥19,800  価格:¥14,842 & 返品無料  OFF:¥4,958  と表示されて、  
   更に期間限定で、10%引きのクーポンがついた。
   したがって、私が支払ったのは、¥13,356であった。

   ところで、念のために、楽天とヤフーを調べてみると、最安値は、それぞれ、メーカー希望小売価格 19,800円 (税込) 価格 15,630円 (税込)であった。
   いずれにしても、ディスカウント無しのミズノよりも安い。
   パソコンを立ち上げると、AIモードで、ミズノのこのシューズの広告が頻繁にポップアップするのだが、自社販売で値崩れを起すわけにはいかず、当然、価格に変化はない。
   これは、いずれのメーカー直販ネットショップでもそうであろうが、当然ながら、特別なセールやアウトレットなど以外では、ディスカウント販売など出来ないと言う宿命を持つ。

   値段以外に気になったのは、サイズ欄で、ミズノでは、選択の余地がなかったが、Amazonなどでは、4Eが選べて、私は、4Eを買った。
   このあたりのミズノの不都合は、どうしてであろうか。

   これまでも、カメラやテレビ、パソコンなど、品番や型式など製品を正確に特定できる高価商品については、しかるべき販売先で、価格が安ければそれに超したことはないので、価格コムなどを参考にして店舗を選んで買って来た。

   さて、Amazonの、特にダイレクト販売では、何故、商品が安く販売されているのであろうか。
   その理由については、色々あるであろう、専門的なビジネスモデルを論じなければならないので止めるが、いずれにしろ、ものを買うときには、Amazonを無示できないと言うことである。
   尤も、Amazonなら問題がないのかと言うことだが、結構トラブルがあって厄介なこともあるが、とにかく、パソコンを叩けば、何でも、手頃な価格で探せるし、それに、他と比べて手間暇がかからないところが、欠点を補ってあまりある。

   いずれにしろ、悪性のコストプッシュ・インフレに煽られて、世の中は、値上げ値上げのオンパレード。
   しかし、消費者も知恵を働かせて努力をすれば、値上げ回避の方策はいくらでも見出せる。
   便乗値上げでしか、苦境を乗り切れないビジネスモデルでは、企業も店舗も、早晩、滅びる。
   それが、自由主義市場経済の、市場たる由縁である。
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