熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

東海道五十三次街道歩き:日本橋から品川宿

2017年10月21日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   JTBの東海道五十三次街道歩きの第一回目に参加した。
   日本橋から品川宿まである。
   台風接近の影響はまだだったが、一日中雨の中を、JRで言えば、新日本橋から品川の先まで、約9キロの道を歩いたのだが、老骨に鞭を打ったものの、やはり、強行軍であった。

   当然、傘の使用は禁止であるから、レインコートで通したのだが、孫の幼稚園・保育園の送り迎えのためにと思って買ったミズノのコートとキャップが役に立った。
   カメラは、孫娘が、SONYのRX100を壊してしまったので、NIKON 1 J3のズーム10-100を持って行ったので、すこし大きくて、雨の中での使用に苦労した。
   尤も、旧東海道歩きが目的であるから、気楽に写真を撮っている時間はなく、遅れ遅れの行程を気にしなければならなかったのだが、二組に分かれた主に老人グループながら、写真を撮っている人は少なかった。

   関西から東京に来て、結構長いのだが、今回歩いたところで、訪れたり知っていたところは、日本橋の道路元標と芝の増上寺くらいで、殆ど、知らないことに気づいて驚いている。
   江戸歌舞伎の発祥地が京橋の近くにあることも、勝海舟・西郷隆盛会見の地が三田にあることも、歌舞伎で観ため組の喧嘩が芝大神宮であったことも知らなかったし、東京の街を歩いてみれば、結構、あっちこっちに、歴史的な故地や遺跡の跡地に指標や説明札などがあることを知って、注意しておれば、結構面白い気付きや発見ができることを知ったのである。
   
   歩いていて結構おもしろいと思ったのだが、遺跡や旧跡と言っても、殆ど、実物なり、遺跡そのものの片鱗さえ残っていないのが殆どで、あの話は、ここのことで、ここで起こったんだと言うことは分かっても、それ程、実感として湧いてこない。
   昔、随分、京都や奈良を歴史散歩したり、ヨーロッパを歩いた時には、ふんだんに遺跡や実物が残っていて、歩いていて、どっぷりとタイムスリップする楽しみがあったように思う。

   やっと、第一宿目の品川宿に辿り着いたところなのだが、次は、品川から川崎宿、その次は、川崎から神奈川宿、保土ヶ谷、戸塚、藤沢と来ると、私のいる鎌倉の直近である。
   旧東海道全体に興味があるわけでもないので、次はどうするか、街道歩きの日帰りツアーを続けるか、興味のある所だけ、ツアーに参加して、後は、適当に自分自身で旅程を組んで歩くか、どうしようか思案中である。

   これまで、公私ともに、殆ど自分で旅程を組んで旅をしてきたので、まず、団体旅行に抵抗がある。と言うよりも、団体行動は苦手であり、思うように融通が利かない。
   まず、結構、東海道五十三次街道歩きのガイドブックも出ているし、関連書籍も多いので、バスですぐの藤沢宿を起点にして、保土ヶ谷と平塚を歩こうかととも思っている。
   
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