熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・鹿児島紅梅が満開

2023年01月22日 | わが庭の歳時記
   急に寒くなってきた感じだが、今日のように無風状態で陽が差すと、わが庭は、春のように暖かくなる。
   庭に出て、椅子に腰を掛けて小一時間コーヒーをすすって憩いながら新聞を読む。不思議なもので、書斎で新聞を読むと、途中でパソコンを頻繁に叩いて記事を確認したりチェックして脇目を振るのだが、外だと、新聞オンリーである。
   ところが、火曜日以降は超寒波で、関東が凍えるという、地球温暖化の悪夢に翻弄される。

   ところで、今、わが庭で色彩のあるのは、わが頭上のエレガンスみゆきの小桜と門扉内の鹿児島紅梅のピンクの花、そして、点々と咲くタマグリッターズやピンク加茂本阿弥などの椿の花である。
   鹿児島紅梅は、殆ど満開で、晩春には、ピンポン球より少し小さな小梅をビッシリと付ける。
   
   
   
   

   エレガンスみゆきは、初秋からであるから、ちらほら晩春まで咲き続けるので、殆ど半年も花を付け続ける息の長い桜花である。
   
   
   
   

   椿は、早い年には、秋に入ると咲き始めて晩春まで咲き続けるので、比較的季節感は希薄になるが、梅は、年が変り始めた頃に咲き始めるので、ハッキリしていて、まさに、春の到来を予感させてくれる貴重な花木である。
   オランダでは、クロッカスが春の到来を告げる花で、クロッカスホリディで、待ち遠しかった春の息吹を実感する。一度だけ-21度くらいの寒波を経験したことがあったが、寒さよりも、真冬には日が短くて夜の長い陰鬱なリア王の世界のような日々が続くので、春が待ち遠しかった。チューリップが咲き乱れるキューケンホフ公園がオープンすると飛んでいったのだが、ここでは、チューリップもヒヤシンスも桜も菜の花も同時に咲くのでビックリした。
   そう思えば、善し悪しは別として、明るくて天候の良い関東の冬は、随分過ごしやすくて恵まれている。

   わが庭には、梅の木が3本植わっている。
   以前からあった大きな白梅と、私が鎌倉に来て植えた鹿児島紅梅と、一重の紅梅紅千鳥である。
   気がついたら、白梅が数輪咲き出している。
   昨年は梅雨の長雨で、梅の実が綺麗に成熟しなかったので、諦めたが、今年は、満足の行く梅酒と梅ジャムを作りたいと期待している。
   紅千鳥は、まだ、蕾が固くて咲くのはずっと後になるであろう。
   
   

   さて、私は、毎日、庭に出て、花木の様子を覗いながら対話していて、真冬でも、水遣りや整枝剪定、気づいたことをやりながらガーデニングのまねごとをしている。
   最近では、びっしりとついた椿の蕾が少しずつ色づき始めている。
   蕾は前の年の6月頃に芽がつき始めるのだが、長い間掛かって少しずつ膨らみはじめて晩秋から春にかけて花を開く。
   庭植えの椿は、いくら温暖だと雖も、凍害を受けて葉が少し変色したり、膨らんで咲き始めた花弁が傷ついたりして可哀想だが、防寒するのも大変なので、春の到来を待つことにしている。鉢植えも、室内に取り込んで、花を労れば良いのだが、小木でもないし鉢が多いしままならない。
   
   
   

   今日の大相撲で、貴景勝が優勝した。
   隣の芦屋市出身の同県人なので、嬉しい。
コメント
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