熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・花木に寒肥を施す

2023年01月11日 | わが庭の歳時記
   元旦から、殆ど崩れずに良い天気が続いている。
   晴耕雨読の日々を送っており、こんな日で暖かいと、まさに晴耕、ガーデニングである。

   今日は、寒肥を施すために庭に出た。
   寒い真冬には、殆どの植物が眠っているのだが、実のなる木や花の咲く花木には、寒肥を施す。
   寒肥には有機質肥料を使うので、人工的な化成肥料とはちがって、有機質の材料は微生物に分解されてはじめて肥料になるという特徴があり、冬の間熟成させて、春にちょうどいいタイミングで根に吸収されると言うわけで、その準備のための肥料なのである。
   私の場合、バラは、既に牛糞に混ぜて寒肥を施し終っているので、今回は、桜、梅、桃、クラブアップル、それに、意識したのは、椿、牡丹、ブルーベリーなどである。
   園芸書などでは、寒肥について結構色々書かれているが、私は簡便法で、アイリスの天然原料100% ゆっくり穏やかに効果を発揮しますと言う使いやすいペレットタイプの寒肥をネットで買って、花木の株元に施して土を被せるという方法である。有機肥料なので施しすぎる弊害は少ないと思うが、控えめなので、春の芽吹き前に化成肥料や液肥で補うこともあるが、椿などには結構効果がある。

   毎年、厳寒期に、硫黄合剤を散布して、病虫害予防の薬剤散布にしているのだが、危険だと言うためか、大分前から、500㎖や1000ccの家庭用が販売停止になったので、しかたなく、最小の10ℓを買って使っていた。有効期限5年とかで切れる時期であり、扱い方が厄介なので、今年は止めることにした。
   住友化学のベニカなど一連の薬剤が良いようなので、Amazonでネットショッピングして、後日、散布することにした。

   全く植え替えの時期ではなかったが、鉢から株を抜いて根鉢をそのままにして、庭に移すのであるから問題なかろうと思って、椿の「至宝」を、庭に植え替えた。
   この椿は、通販で買って7~8年になろうか、9号鉢に植えていてそのままにして育てていたので、根が張り詰めて抜けない状態になっていて限界だったのである。
   「至宝」は、私の記憶では、最も高価な椿で、Googleで検索しても殆ど買えないほどの希少品種で、私のブログ記事や写真が表示されているのであるから、大切な椿なのである。挿し木苗で、3株スペアがあり、クローンなので、当然、同じ紫の花が咲いた。
   今回、和室から一番見えるところに植え替えたので、3月には、読書しながら楽しめる趣向である。
   
コメント
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