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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

冬の庭仕事

2007年02月26日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   今年は、暖冬異変か、日本各地で雪が降らなかったり氷が張らなかったりして、ウインタースポーツなどが出来なくて大変なようである。
   その所為か、わが庭の春の花や花木の芽吹きが早いような気がする。
   いつもならまだ殆ど芽が出ない筈の牡丹や芍薬の芽が動き出して来たのである。
   ヒヤシンスや水仙やチューリップの葉も一気に伸び始めた。
   地面に手を触れると地熱の所為か温かい。
   
   ところが、昨日曜日は、急に寒くなって千葉も今年初めて氷点下を切ったと言う。
   庭の小鳥達の為の水溜めにしっかりとした氷が張っていた。
   最近は縁がないので知らないが、昔、小学生の頃は、宝塚だったが、朝学校に行く途中に池の氷が張っていたので恐る恐るその上に乗って遊んだことがあった。
   一度、氷が割れて足を水に突っ込んだことがあって冷たくて往生したが、少し時間が立つと急に足がポカポカと温かくなったのを良く覚えている。
   千葉と阪神間とそれ程気候は変わらないと思うし、ここでは、最近氷結をあまり見ないので、やはり、地球が暖かくなった証拠ではなかろうかと思っている。

   私にとっての冬の庭仕事は、施肥とバラなどの剪定、それに、寒い日の石灰硫黄合材の撒布である。
   バラの剪定は、今年は一寸早くて1月初旬に終えてしまったが、もう芽が出始めている。
   施肥は、ガーデニングの本を読むと詳しく書いてあるが、神経質になることもないので、色々と肥料を合わせて造った市販の混合肥料を適当に花木の根元に撒いたり鋤き込んでいる。
   今の所に家を建ててからもう20年にもなるし、それに、結構、色々なものを植えたり植え替えたりしてきたので土壌も落ち着いて来ている。

   ところで、石灰硫黄合材の撒布だが、プロの植木屋さんの書いたガーデニングの本に、真冬の石灰硫黄合材の撒布が良く効くと書いてあったので、それからこれを実行している。
   昔は、春から初冬にかけて2週間おきくらいに、丁寧に複数の殺虫剤と殺菌剤に展着剤を混ぜて水で希釈して薬剤散布していた。
   しかし、最近では、冬2回の石灰硫黄合材撒布が主流になっていて、その他の薬剤散布は花木の状態を見てやっている。
   この方法が結構効いてそれに効果的で、他には2~3回撒布すれば済んでいる。

   この石灰硫黄合材の難点は、硫黄の匂いが残るのと薬剤を被ったところが黄変することである。
   実際には、落葉樹と常緑樹と水の希釈度を変える必要があるのだが、気にせず同じ20倍くらいで通しているが、副作用はなさそうである。
   愛犬リオが生きていた頃には、薬剤散布には気を使ったが、最近は、小鳥達が啄ばむ花や実に薬剤をかけないように注意はしている心算である。

   今年は、芝を張り替えようと思っている。
   最初に庭を造ったときには、プロの植木屋さんが植えてくれたまともな庭木だけで寂しかったので、まず、空間を埋めるために芝を張った。
   その後、素人知識で好き勝手に花木や草花を植え続けてきたので、庭がうるさくなってしまったのと、それに、雑草が混じってしまってみすぼらしくなってしまっている。
   とにかく、洋庭なのか和庭なのか分からないようなおかしな庭になってしまったが、芝を張り替えれば少しは良くなるのではないかと思っている。
   あんなに、京都の古社寺を訪ねて日本の美しい庭園を見続けてきたのだからと思うのだが、生来の怠け者の所為か、自分の庭ながらままにならない。

   
   
コメント
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