は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

松下の「欠陥石油温風機」問題を考える。。。。

2005-12-07 11:23:58 | ニュースから考える

松下の今回の「お詫び」会見には、副社長とか?専務とかが出て来るが、未だ「社長」や「会長」は全く出て来ない。この絵ズラ一つ取っても今の松下を端的に表していると見えなく無いか?私には今回の事件に対する「認識」や「危機意識」の希薄さの現われと映った。極めて「官僚的」な印象である。ここに今の松下が抱える問題の「根深さ」が有ると見る。三菱自動車の欠陥問題の時も、実はこうして始まった。ブランドの「プライド意識」が強すぎると、責任の「追求風土」が強すぎると、社員による「改善意識」を萎えさせてしまい易い。ましてや「こわもて」のトップがいる場合、その傾向は特に強くなりがちだ。仮に早くから問題を認識していた社員がいたとしても?上申出来ずにいる例は多い。まさに風通しの良い?開かれた企業風土に変えてゆく事こそが、今の松下に求められる改革ではないのか?ヒット商品の成功に隠れて、密かに進行していた企業の「硬直化」が図らずも今回の事件で明らかになった気がする。。。。。

 


最新の画像もっと見る