は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

国立新美術館 「ルノワール - 伝統と革新」

2010-02-11 22:14:45 | マイライフ
今、東京は六本木の国立新美術館にてルノアール展(2010.1/20~4/05)が開催されています。ちょっとした時間が取れましたので、先日、ちょっくら行って来ました。。

今回は「ルノワール - 伝統と革新」と銘打って、伝統を重んじながらも、新しい作風に意欲的にチャレンジし続けた「ピエール=オーギュスト・ルノアール」の生涯にわたる作品の中から、厳選した約80点ほどが出展されています。。

作品には真っ裸で肉感的な女性たちが数多く登場します。それらはアラーキーなどの手がける世界とは全く違って、作品全体から受ける程良いエロティシズムとともに、脳に心地よい刺激を送ってくれます。。

ルノアールは女性の魅力を引き出すのが本当に上手い方と感じます。女性ならではの美しさをズバ抜けた感性で、余すことなく表現する不思議なセンスがあります。。

今回の作品では「アンリオ夫人」という作品が、私の一番のお気に入りとなりました。このモデルは、当時、新進の女優とされたマリー・アンリエットとされ、何処から見ても隙を感じさせないほどの・・「いい女」です。。

著作権により写真アップは叶いませんが、ご興味のある方は、ネットの方で検索してみてください。日本人の女性に例えるなら・・私的には、若き日の大竹しの ぶさん・・というイメージを抱きました。おそらくタレントの「さんま」さんも、この絵を観れば・・元妻を再び惚れ直すかもしれません。。^^

そして更に、もう一点を挙げますと、私的には「縫物をする若い女」辺りを挙げようかと思います。これもなかなか良かったですね。。

この絵は、日常のさり気ないワンシーンを切り取ったような・・全体に生活感の溢れる絵作りになっていました。構図の一分に描かれている静物の効果とともに、中心となる縫物をする女性の愛らしさが強調されていて、何ともいえぬ愛しさを感じさせる出来となっています。。

この他にも「ド・ボニェール夫人の肖像」ですとか、「赤い服の女」ですとか・・熟女としての魅力がムンムンするような・・女っぷりのいい女性が次々と登場してきます。。

お近くにお住まいの方は、是非、ご覧になるのは如何でしょう。お勧めです。。。(^^ゞ




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