ホテルやマンションの耐震偽装問題で、木村建設(熊本県八代市=破産手続き開始決定)の子会社・平成設計(東京)は12日、東京地裁に自己破産を申し立て、受理されたと発表した。代理人の弁護士によると、負債総額は約6億3800万円。債権者は55社。平成設計は、耐震偽装が明らかになった物件の設計にも携わっていた。 (朝日新聞社 asahi.com 2005年12月12日18時19分)
ウ~ム。家宅捜査をモタモタしてると、この様に肝心の会社が自己破産され、どんどん証拠も隠滅される。かくして捜査は益々混迷を深める事になる。。。
姉歯によるマンションの耐震偽装問題が発覚してから、既に20日以上が経過している。公的支援など、住民の不安沈静を図る為の政府の対応は素早かったが、それに反して司直による捜査は何故か?緩やかだ。。。
事件発覚後、いち早く倒産を決めた木村建設であったが、事件の核心に迫る重要資料として期待されていた「パソコンデーター」は、あいにくにも事件が公になる何ヶ月か前に盗難に有っていた。事件発覚後、パソコンのバックアップデーターが事件解明のカギとして期待されていたが、木村建設側は、その様なものは無いと回答している。捜査陣が受けたダメージは計り知れないものがある。。。
時間の経過が長ければ、押収で切る資料も減ってくる。素早い捜査が如何に大切か?改めて思い知らされる。どうか頑張って頂きたい。。。。。