は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

皇室典範改正に思う。。。

2006-02-14 21:14:48 | ニュースから考える

自民党の中川秀直政調会長は12日のテレビ朝日報道番組で、皇室典範改正に関し、月末にスタートさせる党内閣部会の勉強会では、女性、女系天皇を容認する「皇室典範に関する有識者会議」の報告書にこだわらず、男系維持も含め幅広く議論する考えを示した。有識者会議の報告書は皇位継承順位を男女問わず天皇直系の第一子(長子)優先としている。中川氏は「男系維持についてもしっかり勉強し、議論していただこうと思っている。(女性、女系天皇容認と男系維持の)両方を議論しないといけない」と指摘した。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 02/12 15:19)

12日のテレ朝のサンデープロジェクトは、ジャーナリストの桜井さんも登場されていましたね。少しダイエットなさったのか?大分、細オモテにおなりになられました。トレードマークである「おすぺらかし」のような髪型が良くお似合いです。今まで「黒髪」と思っていましたが、アップにされた絵を見ると、ほんのり「茶系色」を併せておられる事がわかりました。いい感じです。。。

さて「皇位継承」問題。明治以降。昭和天皇も男系に留意されていたとの事を述べておられました。男系を維持するためには「側室」制度の検討もという声も一部に有りますが、欧米先進国は、宗教上の道徳観や人権思想の絡みから「一夫一婦制」が定着しています。そう云った中で、我が国が側室」制度を復活させようものなら?世界から日本の皇室に対し「不名誉なソシリ」を受ける事も考えられ?些か気に掛かります。そればかりか?「側室」制度を持つ皇室に、二度と民間の女性は嫁がれない事も予想されます。。。

先月も、東京都東大和市の50代男性が10人の女性と性交渉を持ちながら?実質的な「一夫多妻制」を実行していた事がニュースになりました。その奇妙さゆえ、多くのマスコミからも好奇な視線を送られる格好になりました。結局。この男性は別件で逮捕されました。。。

さりとて皇族内で「近親結婚」を繰り返せば?それこそ「障害」の出易い「家系」になりかねません。ましてや皇族方とて、一生健康でいられる保証などは何処にも有りませんから?有ってはならぬ事ですが、万々が一。立て続けに「ご不幸」でもあると、それこそ、一気に「お血筋」が絶えるリスクが増大します。。。

それは絶対避けねばならぬ事です。それを思えば「断腸の想い」ながらも、女系、女性天皇の容認も「ギリギリ」の部分では「やむ得ないかな?」と考えざるを得ません。勿論。「男系」維持を原則に考えるのが「当然」で有りますから、飽く迄も、あらゆる「手立て」を尽くした末の「究極の選択」で有って然るべきです。(ただ何時。どんな事態が、突然、起きるやも知れない為、準備は必要です)。。。

そういった事情に照らし、現況を考えると、まずは「愛子さま」の為にも、男系「女性天皇」の容認までは是非とも認めてあげて頂きたいと考えます。両陛下や、皇太子殿下、雅子妃殿下の「お気持ち」を考えれば尚更と云えます。。。

それにしても、この問題は、考えれば、考えるほど、結論を出しにくい「テーマ」です。有識者の皆さんを交え、尚一層の議論を煮詰めて頂きたいと思います。その上で、国会で方向性を審議し、最後は陛下の「ご判断」で粛々と決めるしか道は有りません静かに見守りたいと思います。。。

 



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