は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

ジダンの悲しみ。マテラッツィの苦しみ。。。

2007-08-19 23:05:45 | ニュースから考える

イタリア代表DFマテラッツィが、昨年のW杯ドイツ大会決勝で元フランス代表MFジダン氏に頭突きされる前に挑発した言葉を暴露した。イタリアのバラエティー番組の収録で明かした。試合では、ジダンのユニホームをつかむなど、激しいマークをし「そんなにユニホームが欲しいなら、試合後にくれてやるよ」と言われたため「だったら売春婦のお前の姉ちゃんの方がいい」と言い返したという。マテラッツィの挑発の言葉に関してはこれまで、ジダン氏が「姉に関することを言われた」と明かしただけで真相は不明だった。(スポーツニッポン) 2007年8月19日(日)06:13

仮に、これが事実ならば?ジダンは「どれほど辛かったか?」と察するに余りあるものがある。普通の神経の持ち主なら、ここまでコケにされれば?相手に頭突きの一つや二つ食らわしても?何ら不思議もなく、誰がそれを責められようか?。。。

場の「流れ」とはいえ?互いに人の子なれば?マテラッツィも言って良いことと?悪いことを知るべきである。もうチョッと気を付けて口を利くべきだった。。。

映画などでも、外人は、兎角、相手を罵ったり、挑発する時に、相手の身内を侮辱することが良くある。例えば?映画「ランボー・怒りのアフガン」の中でも、ソ連軍に捕らえられたトラウトマン大佐が、ソ連軍将校の厳しい尋問を受けるシーンの中で、情報の在りかを「お前のお袋のケツの中だ」といって?ソ連軍を挑発するシーンがある。。。

心の琴線に触れるというか?こんな事を言われば?誰だって頭に血が逆流してくるというものだ。マテラッツィも、口にしてはいけない事を、口にしてしまったということだ。しかしながら、両者も既に和解しており、この問題も記憶から少しずつ忘れ去られようとしている。。。

人々に夢を与えるスポーツ選手は、もう二度とこんな事をして欲しくない。。。(~ヘ~;)


仕事柄?甘くなり勝ちな「金銭感覚」を引き締めて頂きたい。。。

2007-08-19 16:08:52 | ニュースから考える

紙幣や貨幣を製造する特定独立行政法人の国立印刷局(東京都)と造幣局(大阪市)が、永年勤続の職員に表彰金を贈り、年間支給総額は印刷局が1億円余、造幣局が約3000万円に上ることがわかった。
 支給最高額は、印刷局が35万円(勤続30年)、造幣局32万円(40年)。特定独立行政法人の職員の身分は国家公務員だが、全8機関のうち国立公文書館など他の6機関や、両局を所管する財務省に表彰金制度はないという。
 読売新聞の取材に対し、両局は「国民の理解を得るのは難しい」などとして廃止の意向を示している。 (2007年8月19日3時3分 読売新聞)

永年勤続の表彰というのは、一時期、民間でも?ある程度の会社なら?何処でもやっていた。程度は別にしても?今でも続けているところが意外と多い可能性もある。しかし最近では、私の知るところでも、金ではなく、名前の入った「時計」や「硯セット」などを「記念品」として出す程度に、極めて儀礼色が薄められている。。。

とはいえ。日本は、失われた10年といわれる間に、多くの企業が合理化の一環として、すっかり「経費節減」の考え方が定着した。また現在では、終身雇用の意識が労使共に薄れ行く流れにある。その為か?こうした「儀礼」自体を廃止しようとする「動き」が徐々に広まっている。。。

現在、国も「緊縮予算」に必死に努力している最中にある。そういう中にあって、公務員だけが、依然として、バブルの「なごり」を今に引きずっているようでは、決して好ましい事とは言えず、両局が「国民の理解を得るのは難しい」と判断したのも?ある種「当然の事」といえる。。。

ともあれ両局が、今回、賢明にも「廃止の意向」を示している事は、大変好ましい事であり、一歩前進として評価したい。。。