政府は18日、新潟県中越沖地震に見舞われた東京電力の柏崎刈羽原子力発電所について、耐震調査を含めて安全性を完全に確認できるまで運転再開を認めない方向で検討に入った。再開には少なくとも1年程度かかる見通し。地元住民の不安を解消するとともに原発の安全性を担保する必要があると判断した。東電は電力供給を他社に要請するなどしてピーク時の夏場を乗り切る考えだ。 政府が耐震調査を含めた安全性を確認するまで運転再開を認めないことについて、直接的な法的な根拠はないが、住民の安全保護や原発の信頼性確保のためには必要だとみており「行政指導」する方針だ。【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新：2007/07/19 07:00】
いい判断だ。今回は当初予定を遥かに超えた想定外の地震波を受けていた可能性が高い訳で、今回を貴重な教訓に変えて、この際、ありとあらゆるデーターを蓄積する機会と活かして頂きたい。。。
見方を変えれば、今回の地震から得られるデーターは、日本の原子力行政に取って、まさに「宝の山」となるものである。それをクリアすれば？それこそ世界最高の技術力を有する「金看板」を掲げることが可能である。。。
この得がたい貴重な経験を、ムダにする事なく、例え時間は掛かろうとも？しっかりとした検証を進め、詳細なデーターを元に、思いっきり安全な施設に改めて頂きたい。。。
それは同時に、他の既存原発の改善や、新規建設時にも活かせるものであり、日本の原子力行政の、将来にわたる貴重な『バイブル』ともなり得るものである。それこそ。日本の原発の「安心安全」を、世界へアピールする絶好のチャンスになる。。。
どうか。思いっきり素晴らしい施設に作り変えて頂きたい。その為の財政的支援は、政府として、些かも惜しむべきではない。。。
私的には、柏崎をはじめ、日本海側の原発は、今後、必要に応じて順次造り直すような場合には？地震だけでなく、少々の武力攻撃にも？ビクともしない堅固な施設に変えて頂ければ？と要望したい。。。。
