島の娘は、なじょして泣いた♪。。。。

新潟県佐渡市の名物、たらい舟での佐渡海峡横断を目指し、地元で観光たらい舟のこぎ手をしている浜田美保さん（２５）、高橋香奈子さん（２６）、高野美紀さん（２７）の３人が１３日、同市の小木港を出発した。１４日午前１０時までに、約６０キロ離れた対岸の柏崎港（同県柏崎市）への到着を目指す。　佐渡を去った恋人を追い、対岸の灯台の明かりを頼りに、女性がたらい舟で１人海峡を渡るという浪曲「佐渡情話」にちなんだ挑戦。 (産経新聞 Sankei Web 2007/07/13 11:57)

佐渡に伝わるお弁と藤吉の悲しい恋の物語。。それを今に伝える「佐渡情話」。。それを「ひばり」が切々と歌う。。佐渡ぉお～えぇ～♪♪島の娘は、なじょして泣いた♪。。。。

語り継がれる伝説の海峡横断に、平成の「お弁さん」こと、三人の若きチャレンジャー達が挑戦する。。。

はたして？平成の「お弁さん」達は、佐渡を出て見事に海峡を渡りきり、目指す柏崎に行き着くことが出来るだろうか？。。。

櫓を漕いで、荒れる日本海を小さな「たらい舟」で渡ろうというのだ。夏の日本海は冬ほどの荒々しさはないが？それでも乙女の操る「たらい船」は木の葉のように揺り動かされることだろう。。。

ちなみに私が佐渡に行った時は、大型船で行ったので揺れは完璧なほどなかった。しかし船から見る波は夏でもかなりの高さがあったのを覚えている。おそらくは喫水の浅い「たらい舟」のこと。波に揺られて錐もみ状態となることが予想される。相当にスリリングなアドベンチャーとなるだろう。。。

先月の初め北朝鮮を脱出した男女四人が青森県の深浦町沖で発見された。四人はタコ漁に使用していた粗末な木造船で荒れる日本海を決死の覚悟で渡りきった。発見された時はホッとした状態であったといわれる。。。

流石に「たらい舟」での日本海横断は難しかろうと思われるが、しかし数々の幸運が重なれば？ひょっとして？ひょっとする？との思いも捨て切れない。とはいえ。今回は日本海の横断ではなく、佐渡海峡の横断である。。はたして。三人は伝説の「お弁さん」のように、見事、海峡を渡りきることが出来るであろうか？成功を祈りながら、期待を持って見守りたい。。。。

山梨県人の気骨を感じさせる。。。。

甲府市で今年４月、中心街の国道交差点などに大量の１万円札が散乱した騒ぎで、札をばらまいたのは同市内に住む元山梨県職員の男性（３４）だったことが１２日、甲府署の調べでわかった。　男性は今年１月に退職しており、「むしゃくしゃしてやった。給料や退職金をばらまいたら気分が晴れた」と話しているという。　同署によると、１万円がまかれたのは、４月４日と同６日。甲府市内２か所で、通行人ら３人が計４５枚を拾って同署に届けた。（2007年7月13日3時3分 読売新聞）

有った。有った。有ったねぇ。。そうですか。元山梨県職員の男性の方でしたか？いい気風してるねぇ。。。^^

記事によれば「むしゃくしゃしてやった。給料や退職金をばらまいたら気分が晴れた」と話されているようだ。良かったねぇ。それも一つの解決法である。。。

確かに「お大臣遊び」も？時には悪くはないと思う。人間。昔から「立って半畳。寝て一畳」といわれる。いくら金が有っても？あの世まで持って行ける訳でなし、生きている時に使ってこその金である。。。

この方も、自らの「ストレス発散」の為に、確信を以って、ばら撒かれ？その効果も実感されたとあらば？私から見れば「それもまた良しホトトギス」である。。。^^

このところ市役所のトイレに「報謝」なる義援金が置かれていて話題になっているが、これも、少しでも多くの方に、「 “運”を分け与えたい 」と願う立派な心掛けだと思う。とかく世知辛い今の世に有って、「施し」をしようとする精神は実に尊い。なかなか出来ない事である。。。

阪神淡路の震災以降、積極的に「ボランティア」に出る人も多くなった。そうかと思えば？中国や四国以西の地域では、お大師さまに成り代わり、道行く人に「お接待」をする風習が未だに残っている。これらを見ると？この国も、まだまだ捨てたモノではないと感じさせてくれる。。。

記事の男性にも、どうか良い人生を送って頂きたいと願わずにはいられない。（だが、よもやとは思うが、金が無くなったからとして？生保に助けを求めるのは、恥ずかしいから止めてね。念のため）。。。

宗教を裁く資格とは？。。。

「家系が途絶える」と脅され多額の献金を強いられたとして、世界基督教統一神霊協会（統一教会）の女性元信者（６９）が、統一教会などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が１２日、東京高裁であり、宗宮英俊裁判長は、約２億８９００万円の賠償を命じた１審・東京地裁判決を変更し、賠償額を約２億７６００万円に減額した。原告側は上告する方針。１審は「恐怖心をあおる献金勧誘は違法」としたが、「教義に従い吉凶禍福を説くこと自体は違法でない」と指摘。具体的表現で恐怖心をあおった場合のみを違法とした。(産経新聞　Sankei Web　2007/07/12 21:23)

『教義に従い吉凶禍福を説くこと自体は違法でない』・・・ほほぅ。。なるほどね。。確かに、それもそうだ。ここを全面否定すると？あらゆる宗教の全否定にもつながり兼ねない。。。

記事の「統一教会」の有り方については、人によって意見の隔たりも大きい。しかし現実に多くの信者を抱える教団であることを踏まえて考えると？裁判官だけで、これら多様な意見を「十羽一からげ」的に総括するのは？はたして如何なものか？という感じがしなくもない。個人的には、真に宗教を裁けるのは「神のみである」と考えている（オームの場合は、宗教に名を借りたテロ集団である）。。。

とはいえ。この国には、玉石混淆たる多くの「カルト」が存在していることも厳然たる事実であり、更なる被害者を出さない為にも、それらへの一定の監視は当然必要になってくる。その意味で、今回は「断定」は出来ないものの？やり方が「詐欺・恐喝」と紙一重では？と判断される場合に限って？「被害者救済」を最優先に考えた判断だったと思います。。。

とかく現代は宗教の希薄化が「モラルハザード」を推し進めていると指摘される中で、高裁の判決は原告側には、甚だ不満が残る内容だったかも知れないが、私的には、まずまずの「落としどころ」だったのではないかと？ふと？そんな風に感じられた。（基本的に言って「自己責任」も有るからねぇ）。。。

細木さんも、少しはビビッたかな？これを機に阿漕な物言いも程ほどにしようね。。。^^