は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

海難事故の記憶を忘れるな!。。。。

2006-09-24 21:41:10 | ニュースから考える

エンジントラブルのため瀬戸内海で航行ができなくなっていた高松発神戸行きのジャンボフェリー社(高松市)のフェリー「こんぴら2」=3639トン、藤田守男船長=はタグボードにえい航され、定刻より約7時間遅れて24日午前2時10分ごろ、神戸港に到着した。 乗客2人が船内で体調不良を訴えていたが、回復した。客らは同社が手配したタクシーなどでそれぞれの目的地へ向かった。 (2006年9月24日12時29分 読売新聞)

記事によれば?高松発、神戸行きの「フェリー」が、エンジントラブルから「航行不能」に陥ったという。危ないねえ。。間が悪く、漂流中に追突でもされたら?大変な「海難事故」に発展し兼ねない。。。

乗ってる方も、さぞや?驚かれたのではないか?。。とてもじゃないが?『 金毘羅ふねふね。 お池に(追い手に)帆かけて、 しゅら、しゅ、しゅ、しゅ・・・ 』 なんて?呑気に唄っている場合ではなさそうだ。。。

というのも?あの界隈は、有名な『鳴門の渦潮』も近いのではないか?潮も早いと聞く。不気味さはつのる。それこそ?トラブルがもとで、船が流され「横倒し」にでもなったらエライ事である。振り落とされて「渦」に飲み込まれ様ものなら?まさに「一巻の終わり」と思わなくてはならない。「エドガー・アラン・ポー」の小説じゃあないが?樽にでもしがみ付いてないと?まず助からない?。。。

それだけではない。歴史をさかのぼれば?確か?昭和30年。濃霧が原因で、当時の国鉄、宇高連絡線の「紫雲丸」が貨車航行船と衝突し、学童を始めとする168人の犠牲者を出した悲劇の海域ではないのか?。。。

「災害は忘れた頃にやって来る」ではないが、今回は大事に至らず 『 よう御座いました 』 と申すべきところだろう。。。

「船会社」は、引続き気を抜く事なく「しっかり」と点検を頼みますよ。。。。



破綻の危機にある?「棒杭の商い」。。。。

2006-09-24 19:11:49 | ニュースから考える

北海道警北見署は21日、無人野菜販売所から野菜を盗んだとして、窃盗の疑いで、北見市の無職の男(31)と妻(30)、妻の母親(53)の3人を逮捕した。盗んだ野菜を自分たちで食べ、残りは知り合いに配っていたという。 調べでは、3人は7月3日、北見市大正の無人野菜販売所から白菜やじゃがいも、大根など約30個(約4000円相当)を盗んだ疑い。 市内では別の野菜販売所でも野菜が盗まれる事件があり、北見署が余罪を追及している。 ZAKZAK 2006/09/22

記事を読んで、NHKのドラマ「上杉鷹山」に登場する「棒杭の商い」のシーンが思い出された。ドラマでは、日々の暮らしが精一杯という貧しさの中で、かたく閉ざしていた藩士や藩民らの心を、鷹山の「熱い思い」が少しずつ溶かし、ついには、街道の途中に、「棒杭」にぶら下げた「農作物」と、その代金を入れる「ざる」を置いただけの?今で言う「無人販売」に至る「成功」を感動的に紹介している。。。

もとより「無人販売」とは、信頼と信頼に根ざした「原始的」且つ、最も効率の良い「商い」である。今ではその役割を「自動販売機」が担っているが、この原始的な「無人販売」は、その「素朴さ」と共に、顔の見えぬ販売者が、無言のままに「自らを信頼してくれている」という?ある種の「連帯感」と「優しさ」が感じられる「商い」である。。。

ところが?昨今の「モラルハザード」が、日本人ならではの?この「美しき商い」を崩壊の危機に晒している。司法はこの「バカ夫婦」に対し「軽犯罪」などではなく?可能な限りの「重罪」を適応して頂きたいものだ。まったく許し難く怒りを覚える。。。

それにしても「上杉鷹山」といえば?その功績は、今や、日本人のみならず、遠く海を越えたアメリカの「大統領」をも感動させているとか? どうか?次期政権も、日本人の「魂」を取り戻す?真の「教育改革」に全力で取り組んで頂きたい。。。。