は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

特捜の歴史に「汚点」として残るか?輝かしい「成果」となるか?。。。。

2006-06-03 20:30:33 | ニュースから考える

村上世彰氏(46)が率いる「村上ファンド」のニッポン放送株をめぐるインサイダー取引疑惑で、東京地検特捜部と証券取引等監視委員会は3日までに、村上氏から任意で事情聴取したもようだ。 村上氏が、遅くともライブドアが同株を大量取得する2カ月前の平成16年12月には、ライブドア側に「一緒にニッポン放送株を買わないか」と提案していたことも同日、関係者の話で判明。ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)=証券取引法違反罪で起訴=らはこの提案に同意したという。 こうした事実関係についてライブドアグループ幹部は特捜部の事情聴取に認めており、特捜部と証券監視委は、どの時点でライブドアが大量取得を決定して村上氏に伝えたかなど、週明けの本格捜査に向けて、詳しい経緯について説明を求めたとみられる。 関係者によると、村上氏は、ライブドアの時間外取引によるニッポン放送株の大量取得を担当していたグループ幹部に「フジテレビを支配できるから、一緒にニッポン放送株を買い進めよう」と提案した。これを受け、幹部は堀江被告らに相談した上で「買います」と答えた。 その後、村上氏はこの幹部や前取締役の宮内亮治被告(38)=同=らライブドア側と同株買い占めの協議を進め、その中で時間外取引による大量取得を聞き出していたとされる。 村上氏がこうした提案をした時期で判明しているのは16年12月だが、もっと早い時期に提案していた可能性もあるという。 大量保有報告書によると、村上ファンドグループの投資顧問会社「MACアセットマネジメント」は16年8月10日から連日のようにニッポン放送株を買い進め、昨年1月5日に約80万株の大量購入を行い、発行済み株式に占める保有比率は18.57%に上っていた。 この間に村上氏は大量取得を把握していたとみられ、特捜部と証券監視委は大量取得を知った後の買い増し分についても、証券会社から任意提出を受けた株取引記録などの分析を進めている。 (産業経済新聞社 Sankei Web 06/03 13:01)

特捜はホリエモンへの裁判維持に、相当、焦りを感じて来ていると見た。「利用できるものは全て洗う」という姿勢を感じる。。。

何れにしても、ホリエモンと違い?村上氏の生き方は、個人的にも全く評価していない。私としては、「どうでも良いかな?」という性格のものだ。。。。

ただ特捜が、こういう形で、矢継ぎ早に、投資に対する「締め付け」や「潰し」にかかれば?株式環境に良い影響が出るハズはない。もはや益々「外資」が引いて行くのが目に見える。このところ。日本経済の上昇傾向にも「一服感」が見られ始めた今。経済の行く末に「陰り」を生じなければ良いと感ずるのは、果たして私だけだろうか?。。。

それ故。ライブドアに見る特捜の捜査の在り方についても、今後、「当然」と見るか?「行き過ぎ」と見るか?で評価は変わる。。。

私的には、今の特捜には少なからぬ「疑問」を感じており、果たして将来。特捜の歴史に、消す事の出来ない「汚点」として残るか?輝かしい「成果」となるか?興味は尽きない。。。。


早池峰山の湧き出す「清き水」の様であって欲しい。。。。

2006-06-03 18:39:30 | ニュースから考える

自民党の武部勤幹事長は3日午前、北海道北見市で講演し、小泉純一郎首相が通常国会の会期延長をしないとの立場を強調していることについて「幹事長という立場で、党総裁の意向は重く受け止めなければならない」と述べ、党内からも要望が強い会期延長は困難との見通しを述べた。武部氏は「延長するかどうかを決めるのは首相ではない。国会が決めることだ」と指摘。一方で会期延長なしでは重要法案の成立は困難との前提で「残された法案は(秋の)臨時国会で間違いなく成立させるという段取りに道筋を立てていかなければない」と述べた。また「共謀罪」創設を柱とする組織犯罪処罰法案をめぐる民主党の対応を批判。民主党案の受け入れを与党が打診したことに対し、小沢一郎代表が「一文の得にもならない」と拒否したことについて、武部氏は「反対の理由はないはずだ。損得でやっているのか。まさに党利党略で、昔の社会党とまったく同じだ」と厳しく批判した。 (産業経済新聞社 Sankei Web 06/03 12:13)

武部さんの言うとおりだ。あの人は、いわゆる「政治屋」だからね。そこには信念もヘッタクレもない。自らが出した対案の、ほぼ「丸呑み」さえも断るなら?やる気のない「対案など、最初から出すなよ!」と言いたい。。。

見せ掛けの「対案」作戦で、民衆を「惑わす」様な?卑怯なマネはするべきでない。南部の武士の「面汚し」と言われないような行動をとるべきである。少なくとも?小沢さんに比べ、元党首の岡田さんは、その点、心だけは清く澄んでいたと評価できる。。。。

自民党としては、これで小沢さんの「やり方」や「性根」の見極めが付いたといえる。今後は如何なる譲歩の必要もない。意味のない議論で、ダラダラと時間と経費を掛ける事は、税金の浪費で有り国民への「裏切り」にも繋がる。今後は民主主義の「原理原則」に従い、全ての議案に対し、粛々と数を以って「中央突破」で決すべし。。。。

ただ民主党の中にいる、一部の惜しまれる「若手議員」たちには、是非とも自民党にスカウトし、暖かく迎え入れよう。実現すれば?残りの民主党には、もはや「クズ」しかおらなく、そうなれば?今後、小沢さんが、どう出て来ようが?暴れようが、一切、恐るるにタラズである。。。。


哀しい老後。。。。

2006-06-03 15:35:31 | ニュースから考える

認知症の父親に暴力をふるい意識不明の重体にさせたとして、警視庁町田署は3日、東京都町田市木曽町、無職今井清彦容疑者(48)を傷害の疑いで逮捕した。調べによると、今井容疑者は、父親の有路さん(83)に対し、認知症の症状が出始めた4月上旬から5月29日ごろまで、自宅で顔をたたいたり、体をけったりするなどの暴力をふるい、肋骨(ろっこつ)骨折などのけがを負わせた疑い。 今井容疑者は有路さんの長男で二人暮らし。民間の患者搬送サービス職員の119番通報で駆け付けた救急隊員が、有路さんの胸のあざなどを不審に思い、110番通報した。 今井容疑者は「認知症の症状が進み、言うことを聞かなくなったのでやった」と供述しているという。 (2006年6月3日12時41分 読売新聞)

可哀想にねえ。いきなりの「虐待」も無かろうから?ここに至るには、それ相応の理由が有ったと思われるが、それにしても「虐待」は、やはりマズイ。許される事ではない。。。

「虐待」をされた者の「悲しみ」もさる事ながら、した側の「悲しみ」も死ぬまで消える事はないぞ。。。 無職のこの男。おそらく親の年金で暮らしていたのだろうに?その親の面倒を見ないというのは?どういう事なのか?。。。

出来ないなら?介護保険を使い「ケアワーカー」の力を借りながら親の介護をするという手も有ったハズだ。そして自らも「職」に就く努力が必要である。。。

この男には「お前も年を取る」という事実を、まずは教えよう。それにしても、別な意味で「分かやず屋」、「お年寄り」の存在も、確かにいる事も現実としてある。その意味で、この問題も「一方的な目線」で片付けては?本質を見失う事も出て来る。。。

介護の問題は「根が深い」ので、介護には、多くの人達が拘わる環境づくりが大切だ。介護する方も、される方も、共に「孤立」させない努力が大事と考える。。。

そうは言っても現実は厳しいのも確か。やはり「地域コミニュティ」の充実が益々求められる。その為の公的支援はローコストで大きな成果を挙げられると思うが。。。。。