Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

埋め立て・・・

2007-10-28 | 雑感
 
 昨日は終日雨が降っていました、関東地方や東北地方では季節外れの台風20号の接近で、激しい風雨で大変だったようです。 一夜明けて今日は朝から快晴です、一雨ごとに木々の紅葉も進んでいくようで、我家の前の銀杏の木も少し色づき始めてきました。
 以前にもご紹介していました我家の前の小さな池ですが、この夏はほとんど水を抜いてしまって、池の底を見せていました。 自治会の人の話ですと、どうも水利組合が民間の業者にこの池の権利を売却したようで、いずれ埋め立てられてしまうのでしょうか。 ここより更に500メートルほど上手に、以前三方を緑に囲まれた瓢箪池がありましたが、埋め立てられ宅地に変わってしまいました。 建売に際しては「生涯沈下保障」などと看板を建て、安心な埋立地をアピールしていましたが、本当に大丈夫なんでしょうか。 
 我家の前の小さな池も、いずれは埋め立てられるようですと、これまで毎年冬に飛来してきた渡り鳥にとっては越冬地が又一つなくなってしまいます。 子供たちが小さい頃には、フナ釣りやザリガニ採りの思いで多い池ですが、水を抜かれた時点でほとんどの魚が死滅してしまいました。 後はどろぬまのようになった一握りの水溜りに、雷魚や亀が何とか生きていましたが、ここしばらく水門を閉じたのでしょうか、秋の長雨が少し溜まり、少ない水面ですが今年もマガモやカルガモが飛来してきました。 以前にご紹介しましたバンの父子はどこかに旅立ったんでしょうか、今はもう見かけません。 
 あまり勝手なことは言えないですが、身近なささやかな自然がなくなるのは淋しい限りです。



この秋も又、マガモが渡ってきました。





玄関を出るとすぐ目の前が池です。




最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ショックです (隣のhappy)
2007-10-28 22:56:48
埋め立てられるのは本当でしょうか?
事実だとしたらショックです。
初めて訪れた時は水は満々と満ち、
その時もカルガモがたくさんいて、
自然が残るそれを見て魅せられ、心が動きました。
そのときのことは今でもよく覚えています。

それ以来、毎年やって来るカルガモやマガモ、アオサギ、コサギ等の水鳥を何度見ても飽きず、癒されるものがあります。
先日覗いたときはカルガモだけでも約50羽いて
うれしく思ったばかりです。


返信する
Unknown (happykota)
2007-10-30 21:31:52
隣のhappyさんこんばんわ。
池が埋め立ててしまわれたら淋しい限りですね。
家の前に池があって気持ちがよいのでこの地を選びましたので、
もしそうなら残念なことです。
住宅地に囲まれた小さな池ですが、意外と自然が豊かで、
色々な生き物のオアシスでしたものね。
返信する
Unknown (趣味人)
2007-11-01 16:06:14
土地所有者の自由でありますが、ほんまに、なんか自然が一つ一つ消えていくという・・・、侘びしいような寂しいような気分にさせられました。
せやけど、私、人生も中半後半を転がり落ちている歳ではありますが、土地の所有権って一番最初、誰が決めたんやろ?
勿論、その昔、領主様がおって云々はあるでしょうが、「ココからココまでは、儂のもん!」
なんて、手を挙げたもん勝ち?
やったんかなぁ。
返信する
Unknown (yoas23)
2007-11-02 11:45:45
私も趣味人さんのように考えます。
土地の所有って一体何だろうと思います。
確かに所有者がいてしっかり管理されることは必要ですが、
例えば山林所有者が自分の勝手で木を全部切ったとします。
一部の人だから良いのですが、これが若し全部だったら、酸素の供給はされなくなります。
怖いのは、一度に切れなくするような法律も無いことです。
たかが、一つの池ですが、埋めてしまったら元には戻りませんね。
返信する
Unknown (happykota)
2007-11-04 21:53:08
yoas23さんこんばんわ。
経済原理のなせる仕業ですので致し方ない
ことかと思いますが。
故郷や思い出が開発の名の下に変わってしまったり、
無くなってしまうのはつらいものですね。
返信する
Unknown (happykota)
2007-11-12 17:45:53
趣味人さんこんばんわ!
身近な自然が一つずつ一つずつ消えています。
身勝手な贅沢かも判りませんが、ここだけは
是非このまま残して欲しいというところ結構ありますよね。
ナショナルトラストではないんですが、やはり土地所有しか方法がないんでしょうか。
いつも残念な思いをしています。

返信する

コメントを投稿