Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

吉野町に行ってきました 其の1

2012-02-01 | 風景
          吉野川を隔てた対岸には沢山の製材所が川沿いに並んでいます。
 

 昨日、久しぶりに吉野町に行ってきました。 約束の時間より結構早く着きましたので河川敷の駐車場に車を止め、時間が許すまで町内を歩いてきました。
 吉野町は奈良県のほぼ真ん中に位置し、吉野山の桜や蔵王権現を祀る金峯山寺蔵王堂は全国的に有名ですが、観光シーズンが過ぎた冬場はひっそりとしています。 地元の産業も林業や製材業、製箸業、紙すき和紙などで、残念ながら今はあまりふるわず、苦しい状況の中で頑張っておられるようです。 吉野川両岸の少し開けた地に町は広がっており、吉野川の左岸(南側)は製材関係の工場が、右岸(北側)は昔からの町並みが続いています。 戦後、新しく建て替えられた家が多くなっていますが、それでも昔ながらの吉野の町並みが残っています。 川沿いの急な斜面にへばりつくように開けた集落や、川沿いに並んだ集落には吉野町が林業や製材業で栄えた当時の面影が残っています。 時間つぶしのような散策でしたが、吉野の歴史を少し垣間見るような楽しいひと時でした。 今回と次回の二回に分けて、吉野町の一部だけですがご紹介をします。
(Nikon COOLPIX P300使用)


開けた土地がもうほとんどありませんので、吉野川の河川敷が駐車場になっています。




以前にもご紹介しましたが、吉野川に向かって物見台のような部屋がある古い民家。




土地をより有効に使うためでしょうか、道幅は狭く一軒でも多く家を建てたようです。
ちょうど二つの道が合流するところに神様が祀られています。




左の民家は地元林業の名士のご自宅でしょうか、かなり間口の広い豪邸です。




北村さんと言うお名前が多いようですね、こちらは地酒の北村酒造さんです。




細い道の突き当たり、民家の軒下を通り抜けて更に奥へと続くようです。




北村酒造さん、道の西側から。 奥の白と茶色の建物は吉野町中央公民館です。




道は狭いですが、なかなか風情のある通りでしょ。




北村酒造さんの酒蔵でしょうか、大きな煙突が目を引きます。 煉瓦作りの煙突もあったんですが、うまくカメラに収まりませんでした。