昨年の話ですが、年末帰省中の息子家族を伴って29日にまんなおしの地蔵さんにお参りに行ってきました。 東大寺二月堂の北を100メートルほど登ったところ、若草山のふところ深くにまんなおしの地蔵さんが居られます。 昔商人が、まんなおしの地蔵さんにお参りすると商売繁盛したとのとの言伝えが残るお地蔵さんですが。 名前のごとくまんなおし、病気や怪我の治癒でお参りするかたもいらっしゃるようです。
家内も大怪我をしてから知人に教えていただき、時折怪我の治癒をお参りをしているようです。 昨年10月の孫の怪我の治癒もお願いをしていたようで、家族そろってお礼とお参りに行ってきました。
この辺りは雑司町のはずれで、訪れる人もほとんどないような山間の地ですが、少し歩くとすぐに二月堂の横に出られます。 奈良の山間にはまだまだ知らない民間信仰の地がいろいろとあるようです。
写真は本文とは関係ありませんが、まんなおしの地蔵さんから二月堂に降りるとき、二月堂の甍と満開の山茶花の花が心に残りました。

二月堂回廊の向こうに冬の青空が輝いていました。