大阪の橋下さんが、文楽に対しての補助金カットを発表していた。
ただし、カットをする前に話し合いの場を持ちたい、と文楽事務局に伝えていたようだ。
しかし事務局側からは「話し合いには応じる気は無い」という、つれない返答。
ところが、文楽を演じる側は「是非、話し合いの場に出たい」というコトだったらしい。
昨日の産経新聞のWEBサイトに、そんな記事が掲載されていた。
橋下市長VS文楽、深まる対立そのワケは? 窓口の協会不手際、技芸員らは困惑
この記事を読むと、どうやらネックになっているのは、文楽にはさほど興味も無ければ、造詣が深いわけでもない、大阪府や大阪市職員OBの事務局のようだ。
その言い分(?)を読んでみても、何となく「自分のプライドが許さない」的な感じを受けてしまう。
文楽という日本の伝統芸能を「より発展させる為の仕事をしている」と言うのでは無く、単なる天下り先の一つで、在任中は何事も無ければそれで良し、と言う感じを受けてしまう。
こんな考えの人が話し合いの相手なら、橋下さんが怒るのは当然かも知れない。
補助金を出すのであれば、当然それなりの「プレゼンテーション」が必要だと思うし、実際の舞台を橋下さんに見てもらう位のコトをする必要が有ると思う。
確かに、6月に決まる予算の話し合いを7月にしても意味はないかも知れない。
でも場合によっては、来年度以降の補助金見直し(増額)というコトも、考えられたはずだ。
橋下さん流の「パフォーマンス」と言われれば、そうなのかも知れない。
でも、一応歩み寄ろうとする相手に「恥をかかされるだけ」と、その芸能について良く理解をしているとは思えない人が、断るのはどうなのだろう?
本当のトコロは、事務局長という立場でありながら、「文楽のぶの字も知らず、知る努力もしてこなければ、振興策を考えてこなかった」というコトを、知られたくなかっただけなのでは?
そしてこの記事を読んだとき、思い浮かんだコトのひとつが「天下り」という、システム障害。
これまで、様々なトコロで「天下り」に対して批判がされてきた。
その多くは「仕事もしないで、高い給与を貰っている」という、内容だったように思う。
この「文楽事務局」の偉い方も、当然それなりの給与を頂いているのでは?と、思う。
そして、自分が在任中の間は何のトラブルもなく、給与が支払われ安泰に過ごすコトができれば、それで良し。
「自分大事」に考えれば文楽の振興策など考えるより、何もしないで任期を全うするコトだけが重要課題だったのでは?
それは、これまで「天下り」の問題が表面化する度に、言われてきた「働く姿勢」という問題だと思う。
この「働く姿勢」が、コミュニケーション障害の原因のような気がする。
問題を解決する為には、「文楽」という伝統芸能に精通した事務局長を迎え入れるコトのような気がする。
ただ、この様な問題は何も「文楽」だけでは無く、一般企業にも言えるコト。
「自分大事」のプライドで、コミュニケーション障害を起こしている偉い方は、案外多い・・・と実感している。
ただし、カットをする前に話し合いの場を持ちたい、と文楽事務局に伝えていたようだ。
しかし事務局側からは「話し合いには応じる気は無い」という、つれない返答。
ところが、文楽を演じる側は「是非、話し合いの場に出たい」というコトだったらしい。
昨日の産経新聞のWEBサイトに、そんな記事が掲載されていた。
橋下市長VS文楽、深まる対立そのワケは? 窓口の協会不手際、技芸員らは困惑
この記事を読むと、どうやらネックになっているのは、文楽にはさほど興味も無ければ、造詣が深いわけでもない、大阪府や大阪市職員OBの事務局のようだ。
その言い分(?)を読んでみても、何となく「自分のプライドが許さない」的な感じを受けてしまう。
文楽という日本の伝統芸能を「より発展させる為の仕事をしている」と言うのでは無く、単なる天下り先の一つで、在任中は何事も無ければそれで良し、と言う感じを受けてしまう。
こんな考えの人が話し合いの相手なら、橋下さんが怒るのは当然かも知れない。
補助金を出すのであれば、当然それなりの「プレゼンテーション」が必要だと思うし、実際の舞台を橋下さんに見てもらう位のコトをする必要が有ると思う。
確かに、6月に決まる予算の話し合いを7月にしても意味はないかも知れない。
でも場合によっては、来年度以降の補助金見直し(増額)というコトも、考えられたはずだ。
橋下さん流の「パフォーマンス」と言われれば、そうなのかも知れない。
でも、一応歩み寄ろうとする相手に「恥をかかされるだけ」と、その芸能について良く理解をしているとは思えない人が、断るのはどうなのだろう?
本当のトコロは、事務局長という立場でありながら、「文楽のぶの字も知らず、知る努力もしてこなければ、振興策を考えてこなかった」というコトを、知られたくなかっただけなのでは?
そしてこの記事を読んだとき、思い浮かんだコトのひとつが「天下り」という、システム障害。
これまで、様々なトコロで「天下り」に対して批判がされてきた。
その多くは「仕事もしないで、高い給与を貰っている」という、内容だったように思う。
この「文楽事務局」の偉い方も、当然それなりの給与を頂いているのでは?と、思う。
そして、自分が在任中の間は何のトラブルもなく、給与が支払われ安泰に過ごすコトができれば、それで良し。
「自分大事」に考えれば文楽の振興策など考えるより、何もしないで任期を全うするコトだけが重要課題だったのでは?
それは、これまで「天下り」の問題が表面化する度に、言われてきた「働く姿勢」という問題だと思う。
この「働く姿勢」が、コミュニケーション障害の原因のような気がする。
問題を解決する為には、「文楽」という伝統芸能に精通した事務局長を迎え入れるコトのような気がする。
ただ、この様な問題は何も「文楽」だけでは無く、一般企業にも言えるコト。
「自分大事」のプライドで、コミュニケーション障害を起こしている偉い方は、案外多い・・・と実感している。