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視聴率を気にするのは、誰?

2012-04-24 19:03:33 | 徒然
確か昨日だったと思うのだが、NHKの大河ドラマ「平清盛」の視聴率が悪い、とYahooのトピックスにあった。
今日、オダギリジョーさん主演のドラマも視聴率が悪いとYhaooで取り上げられている。
実は、このような話題を知るたびに思うことがある。
それは「視聴率を気にする人は誰?」というコト。

テレビ番組を録画できなかった頃は、その視聴率が本当の視聴を計る目安となっていたと思う。
しかし、一般家庭にビデオデッキが普及し、「テレビを見る」から「テレビ番組を録画する」という視聴スタイルになってから、30年近く経つと思う。
その間に録画する機器は、ビデオデッキから、DVDへと移り、ここ2,3年はブルーレイになった。
最近ではブルーレイの代わりに、HDDも登場している。

そもそもテレビそのもを見ないという人も、地デジ化で増えたようだ。
NHKの受信契約者が、地デジ化を機に契約を解除したという世帯数が数万ある、という話題が昨年の秋ごろあったと思う。
とすれば、「視聴率」そのもので一体何を計りたいのか?というコトが分からなくなってくる。
NHKの大河ドラマについて言えば、視聴率に左右されない番組作りを基本としているNHKなのだから、視聴率そのもの云々する意味は無いと思う。
相当額の製作費用=その多くの原資は受信料なのだから、受信契約者としては「どのような番組を作っているのかチェックをしなくてはならない」、という気持ちで大河ドラマを見ている人はほとんどいないと思う。

さすがに民放となると、視聴率の良し悪しでスポンサー企業との関係に問題が生じる、というコトはあると思うが、契約そのものは曜日と時間帯で長期契約しているはずなので、一つのドラマの視聴率が悪いからといって、スポンサーを降りるということは無いと思う。
「打ち切り」という方法で、スポンサーを納得させることだって出来るはずだ。
とすれば、シナリオライターさんや主役を演じた俳優さんたちにとっては、大きな問題かも知れない。でもそれは、製作者側の問題だろう。

そのように考えると、毎シーズン新しいテレビドラマの視聴率の良し悪しが話題になる理由がイマイチ分からないのだ。
視聴率を気にしているのは、その実メディア側だけであって、メディア側の心配をニュースとして取り上げているのでは?
実際、テレビの視聴率がパッとしなかったのにDVD化されたら、人気になったというドラマもあると聞く。

今のように視聴するスタイルが様々で、放映後DVD化するのが当たり前のようになってきていることを考えると、視聴率そのものは、受け手である視聴者には余り関係の無いことのように感じるのだ。
むしろ、自分たちの事情を話題にしているような日本のメディアのあり方は、それで良いの?と、考えてしまうのだ。

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