二日続けて、スポーツの話題です。
今日の新聞の社会面に「巨人が東京ドームでの観客人数の発表を実勢に近いものにする」といった趣旨の記事が掲載されています。
巨人が開催する東京ドームの試合観客数って、いつどんな時でも5万5千人だったんですね。
どんなに空席が目立とうと、消防法5万5千人収容してはいけないことになっていても、席数=観客数だったわけです。
でも、テレビ中継や実際観戦している人たちは「そんなこと、あるはず無いじゃん!」と、思っていたことでしょう。
「右へ習え」という訳でもないでしょうけど、プロ野球の観客数って実勢とかけ離れすぎた数字が発表され続けていたことは、事実です。
パ・リーグの試合などは、顕著でしたね。
でも、どうしてそんなことを平気でしていたのでしょうか?
「観客数=チケットを買って入場した人」と考えるとプロ野球球団の収益って、相当長い間粉飾されていたことになります。
もちろん、グッズや関連書籍の販売、イベントなどでの収益はあるはずですが、基本的にはチケット収入が収益の大きな柱となっていなくては、健全とはいえません。
テレビの放送権収入と言っても、日本の場合は、巨人軍に付属していたモノです。
そのことを考えると、プロ野球って観客のことを真剣に考えてきていなかったのではないか?とおもってっしまいます。
確かに、日本のプロ野球は企業の広告塔という性格が強く、球団だけで経営することが出来ません。
それは、今回の近鉄・オリックスの合併問題で、明らかになったことです。
1リーグ制移行の背景には、パリーグVS巨人と言う試合による放送権発生があったといわれています。
しかし、それよりもプロ野球そのものの魅力が半減してしまっていることに、経営者サイドは気がつくべきでしょう。
この夏、夕方電車に乗っていた時のことです。
高校生くらいの男の子達5、6人が近くにたむろっていました。
最初はテレビ番組の話をしていたのですが、いつしかプロ野球の話になりました。
その中のひとりが「最近の野球って、なんか面白くないことない?」と言うと。
「そうそう、特に巨人戦!!」
「時間ばっかり、タラタラ長くって・・・」
と話しています。
この感覚が、今の若い世代の野球感なんだと思います。
事実、日本シリーズの時中継放送が長くなったために放送中止になったテレビドラマについて、テレビ局に苦情が殺到した。ということが話題になりました。
既にプロ野球が一番の娯楽と言う時代は過ぎ去ってしまった。
やっとこのことに、球団経営サイドが気が付いたということでしょうか?
今日の新聞の社会面に「巨人が東京ドームでの観客人数の発表を実勢に近いものにする」といった趣旨の記事が掲載されています。
巨人が開催する東京ドームの試合観客数って、いつどんな時でも5万5千人だったんですね。
どんなに空席が目立とうと、消防法5万5千人収容してはいけないことになっていても、席数=観客数だったわけです。
でも、テレビ中継や実際観戦している人たちは「そんなこと、あるはず無いじゃん!」と、思っていたことでしょう。
「右へ習え」という訳でもないでしょうけど、プロ野球の観客数って実勢とかけ離れすぎた数字が発表され続けていたことは、事実です。
パ・リーグの試合などは、顕著でしたね。
でも、どうしてそんなことを平気でしていたのでしょうか?
「観客数=チケットを買って入場した人」と考えるとプロ野球球団の収益って、相当長い間粉飾されていたことになります。
もちろん、グッズや関連書籍の販売、イベントなどでの収益はあるはずですが、基本的にはチケット収入が収益の大きな柱となっていなくては、健全とはいえません。
テレビの放送権収入と言っても、日本の場合は、巨人軍に付属していたモノです。
そのことを考えると、プロ野球って観客のことを真剣に考えてきていなかったのではないか?とおもってっしまいます。
確かに、日本のプロ野球は企業の広告塔という性格が強く、球団だけで経営することが出来ません。
それは、今回の近鉄・オリックスの合併問題で、明らかになったことです。
1リーグ制移行の背景には、パリーグVS巨人と言う試合による放送権発生があったといわれています。
しかし、それよりもプロ野球そのものの魅力が半減してしまっていることに、経営者サイドは気がつくべきでしょう。
この夏、夕方電車に乗っていた時のことです。
高校生くらいの男の子達5、6人が近くにたむろっていました。
最初はテレビ番組の話をしていたのですが、いつしかプロ野球の話になりました。
その中のひとりが「最近の野球って、なんか面白くないことない?」と言うと。
「そうそう、特に巨人戦!!」
「時間ばっかり、タラタラ長くって・・・」
と話しています。
この感覚が、今の若い世代の野球感なんだと思います。
事実、日本シリーズの時中継放送が長くなったために放送中止になったテレビドラマについて、テレビ局に苦情が殺到した。ということが話題になりました。
既にプロ野球が一番の娯楽と言う時代は過ぎ去ってしまった。
やっとこのことに、球団経営サイドが気が付いたということでしょうか?