笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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共感百景

2013年04月24日 | ライブ
本日
イベントに行ってきました。

六回目の開催だそうです。
お題が出されて、
それに沿った共感を得る詩を
色紙に書き、
先生の講評を聴き、
出場者のなかから
優秀賞を決める
というものです。

出演者は以下。
博多大吉 MC
東直子(特別顧問)

東京03・豊本
東京03・角田
アンガールズ田中
能町みね子
大橋裕之
鳥居みゆき
クボケンジ(メレンゲ)
桃野陽介(MONOBRIGHT)

私の目当ては
能町さんです。
と、東京02です。

面子を見て
わー
となり、それでも迷っていたら
入金忘れて
もう一回チケットを取ったところ
一番前の席だった。
平日だし、
夜だし、
下北沢だし迷ってましたが、
これは
行け
という神の啓示だな
と勘違いして、行くことにしました。

大吉さんが、
「要するにあるあるですねー」
とおっしゃって
途中でつなぎとして
RGさんからメールできたあるあるネタを
披露してくださいました。

往々にして
芸人さん以外の方は、
自由におしゃべりになる
それを巧く交通整理する様を
まざまざと目撃しました。
特に大吉さんが素晴らしかった。
劇団ひとりさんの代役だそうで、
いつもの共感百景とは
違う仕切りだったのかもしれませんが
大活躍でした。

芸人さん以外の方々は
それぞれ独特のセンスを持っていて
詩として
芸人さんとは
違う切り口を披露されていて悪くはなかったです。
ただ舞台に立ってお話をすると
所在なさげだったのが印象的でした。
東京03のふたりでさえ(ファンだが、失礼)
芸人さんはこういう場に慣れてるなあ
と、感心しました。

イベント自体は
共感した瞬間に
劇場の空気が一体となるのが新鮮でした。

あるある
って苦手だったけど、
こうやって「ありき」になると
楽しく見ることができる。

お題は


公園
一人暮らし
確率

で、漫画家の大橋さんが、
「嘘」
というお題で唄った
「本当は
 ベストアルバムしか
 聞いてない」
が優勝しておりました。
大橋さんのセンスは素晴らしいです。

お題「公園」
の子供にまつわるエトセトラは、
子どもがいる身としては、
ことごとく共感できずに、
自分とは距離があると感じ
寂しかったです。
たとえば、鍵っ子のくだり
とかね。
クラスの半分は共働きで、
今は3年生まで放課後あずかってくれたりするから
実質、鍵っ子って少ないんだよ。
だから
だいたい鍵っ子って高学年だし、
そもそもあんまり珍しくはない。
セキュリティ上、
鍵を首から下げるって
現実的ではない。
などなど考えが出てきて、モヤモヤした。
こういう知識…邪魔ですよね。

それから出演者で言えば
鳥居みゆきさんがひたすら可愛かった。
顔小さい。
肌きれい。
おしゃれ。
あの場で爆発する気はあんまりしないけど、
あの味が好きな人がいることは分かります。
あら辛口?
うん、最近ね、思うことがあるのさ。

能町さんは、
コメントをする際には
所在なさそうにしておりましたが、
詩は
直筆の力も合いまって
とっても良かったです。
色紙の空間の使い方が抜群でした。
ラジオからのファンなので、声がスピーカーから聴こえてくることに
感動した。

東京03豊本さんは
このイベント常連ということでイベントの空気と合っているなあ。
角田さんは、
後半からコツが分かったのか、
とても良い答えを連発してました。

そうそう。
アンガールズ田中さんは
存在そのものが
面白いなあ
素敵だなあ
って思いました。
きもーい!
とか簡単にやっぱり思えないよ。
このひとの
面白さや輝きは
そんなことでは片付かない。
ひとこと発しただけで
その場を自分の空気にするひと
なかなかいない。
もうスターだと思う。
落語家だって
自分の落語に入る前に
何分か枕話をするではないですか。
ここで
落語家はその日のお客さんを読んで
自分の話がしやすいように
空気を操作する。
田中さんは2秒あれば
それができる。
加えて
まったくフワフワしない。
ああいう大勢のなかにいても
出しゃばることもないのに
堂々として、安定している。
知っていたけどさー。
改めて、格好いいなー!
って感動した。
結構、卑屈なことおっしゃってましたが
わたし、全然そんなこと思ってないわ。
輝きが半端ないから。

会場を出てロビー(?)に、
その日に出演者の方たちが書いた色紙が張ってありました。
能町さんのものを撮ろうと思ったけど、
人が多くて無理だった。
夜の都会は怖いから
そそくさと帰ってきてしまいました。
でも
いい一日だった。
眠いから今日はここまで。

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