笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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コンビのばら売り問題について

2010年08月17日 | テレビ
ひさびさに
バナナムーンのポッドキャストを聴きました。

イトリこと
スピードワゴンの井戸田さんがゲストの回です。
「シンくった話」という
設楽さんのお笑い論は
面白く(語彙力も同様に。自分と自分の周りの語彙力とだいぶ違う)
バナナマンほどの芸人さんが
語ることで
重さがぜんぜん違ってきます。

それで
刺激されて
ちょっと考えたら面白そうな課題がありました。

それは
「なんでコンビなのにR-1に出るんだ」
とストレートすぎる
設楽さんから
井戸田さんに対する問い。

これをいうのが
ピン芸人さんなら分かります。
コンビの芸人さんが
そう思っているのは
はじめて聞いたので
ちょっとびっくり。
言っていることの筋が通っているので
もっともなこと
と流しそうですが、
かなり稀なことを言う。
と印象に残りました。

コンビでいると
いろんな妥協や
方向性の違い
不得意なことと
やりたいことの溝。
など
ありとあらゆることが
弊害となる場合があります。
インパルス板倉さんのピンの舞台を見たとき
このひとの表現したいのは
こういうことね。
と合点がいったものです。
それでも
コンビになったときの
相乗効果や化学反応も楽しいものですが。
ただ
一人の芸だと
やりたいようにできる
っていうのが大きい気がします。

そういう意味で
バナナマンは
設楽さんが思うところの
やりたいことが
コンビで十分表現できているのだ
と思いました。

もともと
すごい
って思われたいひとなんだ
と私は妄想して、そこが好みではないのですが(あら!さらっと言っちゃった!あは)、
それゆえ
最初の設定ハードルがめちゃめちゃ高いはず。
そこが十分にクリアできている

自他共に思っている。
やっぱりバナナマンはすごい。
と思いました。

ピン芸も
コンビ芸も
突き詰めて良いものをつくろうという情熱は
結果、
大差なくネタにあらわれる
と思っています。

ひとりでやるっていうのは
好きなようにできる分だけ
責任や孤独が付きまといがちですが、
同様にコンビのコミュニケーションも大変な労力です。
結局ひとそれぞれ
ってことですね。
向き不向きがあるんだ。

僭越ながら
私の意見。

コンビの芸人さんが
ピンになっても
いっこうにかまわない。です。
R-1出てもいいじゃない。
優勝してもいいわ。
だって、
面白ければ、いいんです。
R-1が
はたして面白いのか?
という問いは、ちょっと横に置いておきます。
面白いものの
下では
何事も平等なはずです。
そういった意味で、
スタイルなんて、くそくらえ。です。

では
今日は
ふらふらの実を食べたので
このへんで~
ふらふら~